2014年11月録音、2人の息子とともに制作された最後の作品は
カート・ヴォネガットの短編『2081』にインスパイアされた一作
- アーティスト:John Taylor
- レーベル:CAM JAZZ
- 品番:CAMJ-7889
- ジャンル: ジャンル ジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
2014年11月録音、2人の息子とともに制作された最後の作品は
カート・ヴォネガットの短編『2081』にインスパイアされた一作
John Taylor / 2081
1. Doozy 1 (10:32)
2. 2081 (7:41)
3. Empress (5:23)
4. DMG (9:26)
5. Deer On The Moon (9:53)
6. Doozy 2 (4:53)
メンバー:John Taylor (p), Alex Taylor (vo), Oren Marshall (tuba), Leo Taylor (ds)
★本年7月惜しくもその生涯を閉じたイギリスが誇る巨匠ピアニスト、ジョン・テイラーの2014年11月録音作品。
★カート・ヴォネガットの短編小説『ハリスン・バージロン』にインスパイアされたもので、タイトルの『2081』は、物語が設定された年。
★全曲、ジョン・テイラーの作曲で、作詞と歌を担当するAlexと、ドラマーのLeoは、ジョン・テイラーの息子たち。作品は、ジョン・テイラー一家を中心にしてつくられています。
★ヴォネガットが描いた小説の主題は、“すべてが平等となった世の中”の皮肉。平等であることを維持するための大きな矛盾を、救い難い陰鬱さと、ある種の滑稽さも交えて描いた小説はもちろんのこと、その世界を、美しくもある種の狂気や不可思議なムードで描き上げるジョン・テイラー・ファミリーの手腕も驚くべきものがあります。
★チューバには、デレク・ベイリーや、エルメート・パスコアールといった数々の鬼才を始めとし、ロンドン拠点の数々のオーケストラで活躍する気鋭のオレン・マーシャル。
★Cheltenham Jazz Festivalのために、フェスのスポンサーを務めるBBCラジオに作品を委託されたのが原点で、初演は2012年。当初オクテットで構想されたものを、このレコーディングのためにカルテットに編曲しています。