絶美の「アリア」、レーガー・イヤーで注目のバッハ作品編曲集
- アーティスト:ウィネケ・ヨルダンス&レオ・ファン・ドゥセラール
- レーベル:CHALLENGE CLASSICS
- 品番:CC-72070
- ジャンル: ジャンル クラシック 室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:57:59
絶美の「アリア」、レーガー・イヤーで注目のバッハ作品編曲集
バッハによるバッハ Vol.2(レーガーによるピアノ・デュオ編曲集)
1. ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV1047
2. 管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068
3. トッカータとフーガ ニ短調BWV565
4. ブランデンブルク協奏曲第5番変ロ長調BWV1051
ウィネケ・ヨルダンス&レオ・ファン・ドゥセラール(ピアノ・デュオ)
録音:1998年6月15-17日/ドープスヘズインデ教会(ハーレム、オランダ)
★1990年代末のリイシューですが、レーガー・イヤー(没後100年)にふさわしいアルバム。
★レーガーは大バッハの多くの作品を様々な形態に編曲していますが、ブランデンブルク協奏曲と管弦楽組曲は全曲ピアノ4手連弾があります。いずれも原曲に忠実ながら、バッハ特有のポリフォニックな綾を4つの手に振り分けているため、演奏が極めて難しいものとなっています。しかしレーガーの書いた通りに再現できれば、驚愕の効果を発揮するように書かれています。レーガーはバッハの精神を忠実に受け継いでいるため、バッハ本人がピアノ4手編曲をしたらこうなっていただろうと思わせる見事さです。
★ここではブランデンブルク協奏曲の第2番と6番、さらに人気作管弦楽組曲第3番がとりあげられています。管弦楽組曲第3番の「アリア」の編曲はオシャレで凛とした気品に満ちた魅力作。
★さらに嬉しいのは、オルガンの名曲中の名曲「トッカータとフーガ」の連弾版も収録されていること。ピアノ独奏編曲には出せないオルガン的な壮麗さに言葉を失います。
★レオ・ファン・ドゥセラールはベルリン高等音楽大学のオルガン科教授を務めるベテラン。ウィネケ・ヨルダンスとともにアムステルダムのスウェーリンク音楽院を1981年に卒業の際にピアノ・デュオを演奏して以来のパートナー。オルガンの響きを知り尽くした演奏家ならではの説得力です。