メンデルスゾーン(1809-1847):
交響曲全集 VOL.2

ナチュラル・ホルンが美しく響く
フリエンドによるこだわりのメンデルスゾーン第2弾

  • アーティスト:ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド
  • レーベル:CHALLENGE CLASSICS
  • 品番:CC-72641
  • ジャンル: ジャンル クラシック 交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:CD Stereo/ SACD Stereo/ SACD Surround

TRACK LIST

メンデルスゾーン(1809-1847):交響曲全集 VOL.2

・第1番 ハ短調 op.11
〔録音:2012年12月3-6日〕
・第3番イ短調「スコットランド」op.56
〔録音:2013年11月18-20日〕

ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮) ネザーランド交響楽団
★フリエンド指揮、ネザーランド交響楽団によるメンデルスゾーンの第2弾。フリエンドは楽器の採用や楽譜にいつもこだわりを持っていますが、今回もスコットランドでナチュラル・ホルンを採用するなど、興味深い点がいっぱいの内容となっています。
★第1番交響曲は、メンデルスゾーンが15 歳の時に書かれたもの。あまり演奏されることがありませんが、フリエンドは、その理由について、「ひとりの少年があまりにも素晴しい功績を成し遂げても、大人はなかなかそれを受け入れることができない」からではないかと語りますが、たしかに15歳とは思えない、しかしみずみずしい筆致はやはり青年を思わせます。
★スコットランドが書き始められたのは1829年でしたが、すぐにいったん中止、完成したのは10年後でした。この理由について、フリエンドは、当時の楽器や音楽の変化があまりにも激しいスピードで進行したからではないか、と語ります。実際、演奏では、ナチュラル・ホルン(スコットランドでは非常に重要な役割を果たす)を用い、トランペットはピストンの備わったものを用いるなど、熟慮の末の楽器選びをしています。
★フリエンドは、古楽アンサンブル「コンバッティメント・コンソート」の芸術監督(1982-2013)として、当時あまり知られていなかった作曲家によるオペラ作品などの復興でも人気を馳せました。このネザーランド交響楽団では2006年から首席指揮者、音楽監督を務めています。ネザーランド交響楽団は、オーケストラとしての活動のほか、メンバー達によるいくつかのアンサンブル団体も結成されており、ネザーランド交響楽団バロック・アカデミーなど、古楽演奏にも熱心なメンバーが数多く存在しています。古楽活動も長かったフリエンドの綿密な楽譜研究と楽器採用に関しての検討にも機敏に反応しており、オランダの音楽シーンの牽引役として活躍しています。



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