ルイ14世のための‘ターフェルムジーク’
- アーティスト:エルビポリス・バロックオーケストラ
- レーベル:CHALLENGE CLASSICS
- 品番:CC-72664
- ジャンル: ジャンル クラシック 音楽史/古楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
ルイ14世のための‘ターフェルムジーク’
ミシェル・リシャール・ド・ラランド(1657-1726):
王宮のためのサンフォニー(王の晩餐のためのサンフォニー)
1.第1カプリス、ヴィレ=コトレのカプリス
2.第1組曲
3.第3組曲
4.第5組曲
5.グラン・ピエス~王がしばしばご所望されたファンタジー、またはカプリス
6.第3カプリス
ユルゲン・グロス(ヴァイオリン)
エルビポリス・バロックオーケストラ
録音:2013年12月12-15日
★ド・ラランドによる「食卓のための音楽(ターフェルムジーク)」。ルイ14世の宮廷で鳴り響いた食卓を彩る音楽の再構築版。ピリオド楽器での演奏です。
★ルイ14世は、正式な食卓(grand couvert)、そこまで格式張らない食卓(petit couvert)など様々なスタイルの食事をしましたが、まったく正式でない食卓(très petit couvert)であっても少なくとも3つのメイン・ディッシュ、そしてその他にも様々な料理が並べられたといいます。この食事はいわばパフォーマンス。食事に招かれるのはもちろん、この王の食事風景を「見る」のを許されることは非常に名誉なことであり、時には王から話しかけられるなんてこともあれば観衆は天にも上る気持ちになったと言います。この食事の最中に演奏されたのがここに収録された音楽。ド・ラランドは、この食事のための音楽として、10つの組曲を作曲しましたが、現在は簡略化されたスコアのみが現存しています。しかしながら、当時の演奏慣習から、これらの作品は、5つのパートのオーケストラで演奏されたのではないか、といった調査と推測に基づいて演奏されたのがこのディスクに収められたもの。貴重な復元演奏の登場です!