知られざるロマン派の多作家、レントヘンの歌曲に光を当てる希少盤
- アーティスト:ロッベルト・ミューゼ、ミッシャ・ヴァン・ウェルス
- レーベル:CHALLENGE CLASSICS
- 品番:CC-72709
- ジャンル: ジャンル クラシック 声楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- その他の製品情報:Multi-ch Surround
- 収録時間:64:02
知られざるロマン派の多作家、レントヘンの歌曲に光を当てる希少盤
ユリウス・レントヘン(1855-1932):
① Amoreuse Liedekens Op.29 より
第7番 Diepe ghepeys en swaer versuchten
第9番 Een costerken op sijn clocken clanc
第10番 Ick truer en ick ben van minnen also sieck
第11番 Janne moeie, al claer!
② Galgenlieder より
第14番 Das Knie
第12番 Die Mitternachtsmaus
第9番 Die Trichter
第15番 Das Huhn
③ Chinesische Lieder Op.66 より
第1番 Die Einsame
第7番 Liebestrunken
第3番 Der Pavillon aus Porzellan
第8番 Die Geheimnisvolle Flöte
第14番 Die drei Prinzessinen
第13番 Abend auf dem Flussno
第17番 Traurige Frühlingsnacht
④ 3 Nietzsche Lieder
Vereinsamt
Der Einsamste
Das trunkene Lied
⑤ Prometheus Op.99
⑥ Palmström より
第1番 Palmström
第4番 Entwurf zu einem Trauerspiel
第5番 Die Zeit
第13番 Der Leu
第12番 Der Salm
⑦ Charon, a Modern Greek ballad
ロッベルト・ミューゼ(バリトン)
ミッシャ・ヴァン・ウェルス(ピアノ)
録音: 2015年10月27-29日、11月17-19日/オランダ、スキーダム
★ドイツに生まれ、オランダで活躍、後年オランダに帰化した作曲家レントヘン。ヴァイオリニストの父(ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管のコンマス)とピアニストの母に神童として育てられ、ライネッケ、リスト、ブラームス、グリーグらと親交を結び、後期ロマン派的作風を中心に据え、生涯にわたり600以上もの作品を残しました。
★レントヘンは若いころからピアニストとしても活躍し、シューマンやシューベルトを得意とした名バリトン歌手、ユリウス・シュトックハウゼン(1826-1906)や、その後継者ヨハネス・メスハールト(1857-1921)と親しくなります。ここに収録された声楽作品はその経験が生かされた完成度の高いもの。ともにオランダ生まれ名コンビ、ミューゼとウェルスが録音の少ないレントヘンの歌曲に光を当てます。
★①は中世オランダの詩を用いた歌。③はマーラーの「大地の歌」で有名なハンス・ベートゲの詩を用いた中国の歌。全体を通してロマン派ドイツ・リートの系譜を感じさせる音楽が並びます。ゲーテの「プロメテウス」による⑥はピアノも激しく、音楽が大きなうねりを見せる8 分近い大曲です。