★世界初録音、ゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイル(1715-1777)のソナタを収録しています。ヘンデルとバッハ、ハイドンとモーツァルトの間を埋める精妙なディヴェルティメントで、「前古典派」「ギャラント様式」に分類される作風。通奏低音のない独立した3弦楽器のための最初期の室内楽で、シンプルにして洗練された、音による対話が繰り広げられます。自由な旋律ときっちりした形式感のバランスが生み出す調和が絶品。ヴァイオリンとチェロが対等に掛け合い、ヴィオローネがそれらを支えるアンサンブルとしての音色も面白いです。
★Challengeレーベル・デビューとなるムジカ・エレジェンティアの演奏は、まさに会話しているようで、知的な議論を聴くかのよう。今後も知られざる音楽を積極的に紹介するリリースを予定しています。
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https://www.youtube.com/watch?v=WMUtLk492g4