ピーテル・ヘレンダール:6つの合奏協奏曲 Op.3

コレッリ様式を受け継ぎ、
ヘンデルの上をゆかんとする意欲作
知られざる合奏協奏曲の傑作!

  • アーティスト:マイク・フェントロス、ラ・スフェラ・アルモニオーサ
  • レーベル:CHALLENGE CLASSICS
  • 品番:CC-72911
  • ジャンル: ジャンル クラシック 音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:79:38

TRACK LIST

ピーテル・ヘレンダール(1721-1799):6つの合奏協奏曲 Op.3

第1番 ト短調
I. Overture / II. Allegro / III. Largo / IV. Presto / V. Menuet

第2番 ニ短調
I. Overture / II. Allegro / III. Affettuoso / IV. Presto / V. Borea

第3番 ヘ長調
I. Largo-Allegro / II. Allegro / III. Adagio / IV. Alla breve / V. March

第4番 変ホ長調
I. Grave sostenuto / II. Alla breve / III. Affettuoso / IV. Presto / V. Pastorale

第5番 ニ長調
I. Largo / II. Allegro / III. Larghetto / IV. Allegro / V. March

第6番 ヘ長調
I. Largo / II. Allegro / III. Adagio / IV. Allegro / V. Largo / VI. Menuet

リーデウェイ・ヴァン・デル・ヴォールト(コンサートマスター)
マイク・フェントロス(指揮)
ラ・スフェラ・アルモニオーサ
録音:2021年10月7日/ロッテルダム、聖ローレンス教会(ライヴ)
★作曲家ピーテル・ヘレンダールは1721年ロッテルダム生まれ。1740年頃パドヴァでタルティーニにヴァイオリンと作曲を学び、アムステルダムに滞在したのち1751年にロンドンへ渡り、1762年から亡くなる1799年までケンブリッジで過ごしました。
★18世紀ロンドンにおける音楽の流行はコレッリを頂点とするイタリア音楽で、ジェミニアーニやヘンデルの合奏協奏曲がこの地で「当たった」のはコレッリの様式を受け継いだ作品であったから。そしてヘレンダールもまた、先人に倣って合奏協奏曲を発表します。
★1758年にウォルシュ社から出版された「6つのグランド・コンチェルト 作品3(Concerto Grosso=合奏協奏曲を英語で表記している)」は現存するヘレンダール唯一のオーケストラ作品。編成は弦楽合奏のみで、コンチェルティーノは先人の作品のように3人ではなく、ヴァイオリン2・ヴィオラ・チェロの4人で構成されています。序曲ありフーガあり舞曲あり、偉大な先人の名作に負けず劣らずの充実作となっており、短調作品の真に迫る強烈さなど、予想以上のおもしろさを魅せつけてくれる曲集です。知られざる作品を素晴らしく生き生きとしたライヴ演奏で聴かせるラ・スフェラ・アルモニオーサの腕前にも感服。
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