バルトーク―カトワール ピアノ五重奏曲

広瀬悦子のピアノを満喫!知られざる魅力のピアノ五重奏曲

  • アーティスト:広瀬悦子、エリゼ四重奏団
  • レーベル:CONTINUO CLASSICS
  • 品番:CC777-756
  • ジャンル: ジャンル クラシック 室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:ディジパック仕様
  • 収録時間:65:19
  • 入荷予定時期:2024年12月中旬

TRACK LIST

バルトーク―カトワール ピアノ五重奏曲

①カトワール:ピアノ五重奏曲ト短調Op.28
②バルトーク:ピアノ五重奏曲ハ長調Sz.23

広瀬悦子(ピアノ)スタインウェイD274(カトワール)、ファツィオリ280(バルトーク)
エリゼ四重奏団【ワジム・チジク、パブロ・シャッツマン(ヴァイオリン)、アンドレイ・マラーホフ(ヴィオラ)、イーゴリ・キリチェンコ(チェロ)】
録音:2023年10月/ムードン・スタジオ
★広瀬悦子期待の室内楽登場。バルトーク初期とロシアのカトワールの2篇で、これだけの高水準演奏は聴き応え満点のうえ、どちらも録音に恵まれていないため非常に貴重でもあります。
★ゲオルギー・カトワール(1861-1926)はチャイコフスキーとラフマニノフ、スクリャービンの間の世代の作曲家で、カバレフスキーの師。同世代のアレンスキー、タネーエフ、リャプノフらと同様にピアノの名手で、非常に技巧的で充実したピアノ曲を数多く残しています。ピアノ五重奏曲は1914年の作で、チャイコフスキーの伝統上にありながらスクリャービンらアヴァンギャルドの影響もかすかに感じられ非常に新鮮。
★バルトークのピアノ五重奏曲は1904年、彼が22歳の作。20世紀になってはいたものの、作風的には19世紀的で演奏時間40分を超える大作です。バルトークといえば6篇の弦楽四重奏曲が有名ですが、ピアノ五重奏曲はメロディアスで温和な作風ながらそれらを予感させる部分が散見されるのも興味津々です。推進力に満ちた生命感はバルトークならではの魅力です。
★ロシアの演奏家を中心としたエリゼ四重奏団は一糸乱れぬアンサンブルが驚異的。両作ともピアノの名手のものだけにピアノの存在感と華々しい技巧が圧倒的ですが、広瀬悦子の絶妙な演奏が光ります。技術的な完成度はもちろんながら、エレガントでニュアンスに満ちた音色も魅力で、エリゼ四重奏団と息のあった世界を作り上げています。
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