ヘンリク・シェリング・ライヴ・イン・パリ(J.S.バッハ、モーツァルト、ポンセ)

フランス国立視聴覚研究所(INA)提供音源
これはすごい!
シェリングがノヴェロと共演したドッペル・コンチェルトの初出音源の登場!
シェリングが愛奏したポンセの初出音源も大変貴重!

  • アーティスト:ヘンリク・シェリング
  • レーベル:SPECTRUM SOUND
  • 品番:CDSMBA-145
  • ジャンル: ジャンル クラシック 協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

ヘンリク・シェリング・ライヴ・イン・パリ(J.S.バッハ、モーツァルト、ポンセ)

●J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043*
●モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216(カデンツァ:サム・フランコ)
エルメロ・ノヴェロ(第2ヴァイオリン)*
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン&指揮)、フランス公共放送室内管弦楽団
ライヴ録音:1971年12月24日/メゾン・ド・ラジオ・フランス、104スタジオ内大ホール(パリ)【ステレオ】

●ポンセ:ヴァイオリン協奏曲
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
フランス国営放送フィルハーモニー管弦楽団、カルロス・チャベス(指揮)
ライヴ録音:1960年10月4日/シャンゼリゼ劇場(パリ)【ステレオ】

音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
★スペクトラム・サウンド好評シリーズ「ベルアーム」。フランス国立視聴覚研究所(INA)保有音源からの正規初出CD化、期待の新譜は、シェリングがパリで演奏したバッハ&モーツァルト(1971年録音)、ポンセ(1960年録音)の協奏曲です!ポーランドに生まれ、1946年にメキシコ市民権を取得し以後世界的に活躍した正統派ヴァイオリニスト、ヘンリク・シェリング(1918-1988)。
★バッハのドッペル・コンチェルトはPhilipsレーベルで1965年、1976年に2度セッション収録していますが、当演奏はちょうど中間にあたる1971年12月のライヴ。モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番とともにシェリング弾き振りでの演奏です。
★ドッペル・コンチェルトの共演は20世紀メキシコを代表するヴァイオリニスト、指揮者のエルメロ・ノヴェロ(1930-1983)です。幼いころに父を亡くすもヴァイオリンの才能を見出したノヴェロの母が、子供たちとともにメキシコ・シティに移り住んだ苦労人。奨学金を得てニューヨークのジュリアード音楽院で学び、ルイス・パーシンガー(1887-1966)、イヴァン・ガラミアン(1903-1981)ら、高名なヴァイオリン教育者たちに師事。また指揮をセルジュ・チェリビダッケ(1912-1996)、レオン・バルザン(1900-1999)に師事しています。自由に歌うノヴェロのヴァイオリン。時にテンポを揺らしながらシェリングとのバッハを楽しみながら奏でています。
★モーツァルトの第3番は1969年にPhilipsレーベルにセッション収録しておりますが、その2年後の演奏が当ライヴです。69年同様サム・フランコ作のカデンツァを演奏。正確無比にして気品があるモーツァルトは流石!シェリングといえます。
★そして、シェリングに献呈されたマヌエル・ポンセのヴァイオリン協奏曲。Philips、Mercury、DGには録音はしなかったものの生涯演奏してきたシェリングの愛奏曲にしてポンセの代表作。ポンセはイタリア、ドイツに遊学、フランスではポール・デュカス(1865-1935)に師事し、近代フランス音楽の影響を受けながら独自のスタイルを確立しました。シマノフスキを思わせる、E線の高音域と重音を多用したヴァイオリン独奏と、色彩豊かなオーケストラとの掛け合いが実に魅力的。メキシコの名指揮者カルロス・チャベスの好サポートを得て堂々たる演奏を聴かせてくれます。ライヴ演奏こそシェリングの凄みが伝わってくる熱演です!
※日本語帯・解説は付きません。
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