チャーリー・チャップリン 映画音楽集

生誕130周年 喜劇王チャップリンの音楽!すべてオリジナル音源による2枚組で登場!

  • アーティスト:チャールズ・チャップリン
  • レーベル:LE CHANT DU MONDE
  • 品番:CM-2743009
  • ジャンル: ジャンル サウンドトラック
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD

TRACK LIST

CHARLIE CHAPLIN FILM MUSIC ANTHOLOGY
チャーリー・チャップリン 映画音楽集


[CD1]
1931-1952~ハリウッドにて作曲

「街の灯」City Lights(1931年)
作曲:チャールズ・チャップリン
編曲:アーサー・ジョンストン
指揮:アルフレッド・ニューマン
録音:1930年12月、1931年1月
1. Original Opening Music / Cast Credits
2. Afternoon
3. Nightclub
4. Fight Club
5. Charlie Looks Through Shop Window at Girl
6. Girl Holds Charlie's Hand

「モダン・タイムス」Modern Times(1936年)
作曲:チャールズ・チャップリン
編曲:ダヴィド・ラクシン、エドワード・パウエル
指揮:アルフレッド・ニューマン
録音:1935年11,12月
7. Opening / Sheep
8. Factory Scene
9. Lunch Time / Charlie in the Machine
10. Starting Life Anew / Leading a Strike
11. The Gamine
12. The Department Store
13. It's Paradise (The Shack)
14. Waiting on Tables
15. Nonsense Song from Modern Times (Titine)( これのみレオ・ダニデルフ作曲)
16. Dawn / Buck Up - Never Say Die / Smile

「独裁者」The Great Dictator(1940年)
作曲:チャールズ・チャップリン、メレディス・ウィルソン(編曲も)
指揮:メレディス・ウィルソン
録音:1940年8月
17. Main Title
18. Globe Dance (Vorspiel Lohengrin)( ワーグナー)
19. Barber Shop Scene (Hungarian Dance No. 5)( ブラームス)

「黄金狂時代」The Gold Rush(サウンド版/
1925年の黄金狂時代にチャップリン自身の作曲とナレーションを施したもの/1942年)

作曲:チャールズ・チャップリン、メレディス・ウィルソン(編曲も)
指揮:マックス・テール
録音:1941年10-11月
20. Overture / Chilkoot Pass
21. Valse Mange (Charlie Eats His Shoe)
22. Love Theme(ブラームス) / Valse Elegante / Valse Charmante
23. Mother's Dance (Bread Roll Dance)

「殺人狂時代」Monsieur Verdoux(1947年)
作曲:チャールズ・チャップリン
編曲:ルディ・シュレーガー
録音:1947年1月
24. Main Title - Monsieur Verdoux
25. Tango Bitterness
26. Finale

「ライムライト」Limelight(1952年)
作曲・作詞・歌唱:チャールズ・チャップリン
編曲:レイモンド・ラッシュ
指揮:キース・ウィリアムズ
録音:1951年
27. The Harlequinade Ballet / Terry's Theme (Eternally) / Moon Dance
28. Terry's Solo / Terry's Theme (Eternally) / Pas de Deux
29. Terry's Success (Child's Theme)
30. Animal Trainer
31. Spring Song
32. Sardine Song

「独裁者」The Great Dictator(1942年)
作曲:チャールズ・チャップリン、メレディス・ウィルソン(編曲も)
指揮:メレディス・ウィルソン
録音:1940年8月
33. The Great Dictator: Charlie Chaplin's Final Speech

「殺人狂時代」Monsieur Verdoux(1947年)
作曲:チャールズ・チャップリン
編曲:ルディ・シュレーガー
録音:1947年1月
34. Speech from Monsieur Verdoux

[CD2]
1957-1976~コルシエ=シュル=ヴヴェイ(スイス)にて作曲

「ニューヨークの王様」A King in New York(1957年)
作曲:チャールズ・チャップリン
編曲:ボリス・サルベク、ペーター・ナイト、フィリップ・サントン
歌唱:チャールズ・チャップリン(作詞も)
指揮:レイトン・ルーカス
録音:1956, 57年
1. Mandolin Serenade(マンドリン・セレナーデ)
2. Weeping Willows(しだれ柳)
3. A Million Dollars
4. Juke Box
5. Now That It's Ended
6. The Spring Song (Spring's the Time for Making Love) Instrumental

「犬の生活」Dog’s Life(1959年/「チャップリン・レヴュー」The Chaplin Revue~
『犬の生活』(1918年)、『担へ銃』(1918年)、『偽牧師』(1923年)の3本をまとめ、
チャップリン自身の作曲とナレーションを施して再編集した映画)

作曲:チャールズ・チャップリン
編曲:エリック・ジェームス
指揮:エリック・スピア
録音:1959年
7. Dog's Life Theme
8. Coffee and Cakes
9. Rag

「担へ銃」SHOULDER ARMS(1959 年/「チャップリン・レヴュー」The Chaplin
Revue~『犬の生活』(1918年)、『担へ銃』(1918年)、『偽牧師』(1923年)の3本
をまとめ、チャップリン自身の作曲とナレーションを施して再編集した映画)

作曲:チャールズ・チャップリン
編曲:エリック・ジェームス
指揮:エリック・スピア
録音:1959年
10. Main Titles
11. Sauerkraut March / Shell Happy / Changing Guard / Peace
12. The Post
13. D. Minor Waltz

「偽牧師」THE PILGRIM(1959年/「チャップリン・レヴュー」The Chaplin Revue~
『犬の生活』(1918年)、『担へ銃』(1918年)、『偽牧師』(1923年)の3本をまとめ、
チャップリン自身の作曲とナレーションを施して再編集した映画)

作曲:チャールズ・チャップリン
編曲:エリック・ジェームス
指揮:エリック・スピア
録音:1959年
14. Bound for Texas (Texas Vocal)
15. Jitters
16. Texas Border Theme

「サーカス」THE CIRCUS(1928 年/1969 年の再上映のためにチャップリンが
1968年に作詞作曲)

作曲:チャールズ・チャップリン
編曲:エリック・ジェームス
指揮:ランベール・ウィリアムソン
録音:1968年
17. Swing High Little Girl
18. Befriending Merna
19. Tight Rope Waltz
20. The Circus Leaves Town

「キッド」THE KID(1921 年/1972 年の再上映のためにチャップリンが1971年に
作曲)

作曲:チャールズ・チャップリン
編曲:エリック・ジェームス
指揮:エリック・ロジャース
録音:1971年
21. The Kid
22. His Morning Promenade
23. The Country Doctor / Rooftop Chase
24. Night / $1000 Reward / Dawn

「のらくら」THE IDLE CLASS(1921 年/1972 年の再上映のためにチャップリ
ンが1971年に作曲)

作曲:チャールズ・チャップリン
編曲:エリック・ジェームス
指揮:エリック・ロジャース
録音:1971年
25. Golf Links Waltz
26. Charlie’s Daydream (Optimism)
27. South American Theme
28. Fox-trot

「給料日」PAY DAY(1922年/1974年の再上映のためにチャップリンが1972
年に作曲)

作曲:チャールズ・チャップリン
編曲:エリック・ジェームス
指揮:エリック・ロジャース
録音:1972年
29. Sweet Adeline Waltz

「一日の行楽」A DAY'S PLEASURE(1919年/1974年の再上映のために
チャップリンが1973年に作曲)

作曲:チャールズ・チャップリン
編曲:エリック・ジェームス
指揮:エリック・ロジャース
録音:1974年
30. Boat Ride
31. Jazz

「サニーサイド」SUNNYSIDE(1919年/1976年の再上映のためにチャップリ
ンが1974年に作曲)

作曲:チャールズ・チャップリン
編曲:エリック・ジェームス
指揮:エリック・ロジャース
録音:1974年
32. Forgotten

「巴里の女性」A WOMAN OF PARIS(1923年/1976年の再上映のために
チャップリンが作曲)

作曲:チャールズ・チャップリン
編曲:エリック・ジェームス
指揮:エリック・ロジャース
録音:1976年
33. A Woman of Paris Theme

★2019年は、喜劇王チャップリン生誕130周年にあたります(1889年4月16日-1977年12月25 日)。これを記念して、パリのフィルハーモニーでは2019年10月から2020年2月まで大規模な個展が予定されているなど、世界各地で様々なイベントが催されます。チャップリンが自分の映画のために作曲した作品のコンピレーションが登場。すべてオリジナル録音の音源によるものです。チャップリンは俳優・監督はもちろん、作曲家でもあり、1973年には映画「ライムライト」でアカデミー作曲賞を受賞しています。このディスクは、「街の灯」、「モダン・タイムス」、「独裁者」やショート・フィルムの音楽と、未発表写真も盛り込まれたブックレットという、チャップリンの芸術をあらためて知ることのできる貴重な2枚組です。 ★声楽家を両親にもつチャップリン。幼いころから劇場で母親の歌や他の演目に親しみ、歌やダンスなどを真似るのが天才的にうまかったといいます。初舞台は5歳、母親が舞台上で突然声の調子が悪くなり、彼女の代わりに舞台に躍り出て2曲を歌った時でした。9歳から劇場で働き始めます。1912年20代前半の時にはヴァイオリンの腕前も相当で、片時もヴァイオリンを離さず、何時間もさらっていたといいます(ちなみに左利きで弓を左手で持って演奏していました)。チェロにも取り組んだ時期もあったといいます。チャップリンは劇場の出入りの指揮者や、推薦された教師のレッスンを受け、演奏家あるいは楽器で劇場で生きていこうと思った時期もあったようですが最終的には才能がないと自分で判断し、演奏はやめたといいます。チャップリンの映画音楽にはほぼ必ず長めのヴァイオリン・ソロがあり、それは見紛うことなきチャップリンの特徴に満ちた音楽となっています。チャップリンは1929年にインタビューで「トーキー映画はサイレント映画の偉大な美しさを破壊している」と述べましたが、その後「街の灯」(1931年)以降の彼の映画音楽はすべて自分で作曲するようになったのは、音楽で映画をコントロールできる喜びを知ったからでした。内容はコメディであってもエレガントでロマンティックな音楽をつけることによって、映画に様々な感情を付与できる、とチャップリンは述べています。しかし編曲者たちはコミカルな音づくりをしようとしたので、チャップリンは編曲家に自分の音楽のめざす方向性を理解させるのに苦労したといます。チャップリンの音楽家としての側面からあらためて彼の芸術を俯瞰できる、貴重な2枚組です!

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