★ルクセンブルク出身の新世代ピアニスト、アーサー・ポッシングの２年ぶりとなるアルバム『IDentity』がDouble Moon Recordsからリリース。
★アーサー・ポッシングは、1996年ルクセンブルク出身の有望な新世代ピアニストの一人。クラシック・パーカッションから始め、やがてクラシック・ピアノを加え、ジャズの世界に出会う。中学校を卒業後、ブリュッセル王立音楽院でエリック・レグニーニに師事し、ジャズ・ピアノを学んだ。2013年に結成されたアーサー・ポッシング・カルテットは、これまでに『Four Years』（2018年）と『Natural Flow』（2021年）の2枚のアルバムをリリースし、批評家のみならず聴衆からも高い評価を得ている。
★今作では、全13曲の間に4つの短い間奏曲を挟み、新しいムードや雰囲気を作り出す空間を作っており、非常にコントラストの効いた作品となっている。また、今作は世界的に有名なアーティストであるスティングの最も有名な曲の中から「Fields of Gold」と「Seven Days」のカバー2曲を収録しており、オリジナルの曲に加え、影響を受けたポップスやアーティストにもフォーカスを当てた、いわば彼自身のバイブルともいえるアルバムである。