★スイス/チューリッヒに拠点に活動するコンテンポラリー・ジャズバンド、ドリフトウッド・カルテットによるデビューアルバム『LITHA』がダブル・ムーン・レコードからリリース！
★ドリフトウッド・カルテットの音楽は、ロックを少し加えたコンテンポラリー・ジャズ、そして、ダイナミック、スリリング、オーケストラのサウンドスケープとエッジの効いたリフまで発展する、といった実験性を伴ったサウンドを奏でる。メンバーは、ヨアキム・フレイ（ギター）、サミール・ベーリンガー（ドラム）、ジャネイン・オーシュ（ベース）、マリーナ・イテン（アルトサックス）で構成され、自然現象や個人的な物語からインスピレーションを得て、新しいコンセプトを継続的にテストしている。
★今作『LITHA』は、ドイツ語圏における才能あふれる若きアーティストを紹介する＜Jazz Thing Next Generation＞シリーズの記念すべき100作目となったアルバムであり、ドラマーのサミール・ベーリンガーが今作の発起人である。カルテットは元々、前身バンドのメンバーであるギタリストのヨアキム・"ジョア"・フレイと、シンガー/ベーシストのジャネイン・オーシュとのデュオから始まり、そこにベーリンガーと、サックス奏者のマリーナ・イテンが加わり今回のアルバムが作り上げられた。
★バンドのフロントマンでもあるフレイが書いた7つの非常に個性的なポリリズム構造の楽曲は、複雑で野心的だが、常に親しみやすくグルーヴィーである。アルバムの1曲目「New Hive」は、スタンダードとポップスを意識したベーリンガーのグルーヴが元になっており、真の音楽フリークには興奮する要素がたくさん詰まっている。革新的だがバランスよく構成されており、バンドメンバーの即興演奏のセンスも存分に発揮された、まさに自由な空間を表した一枚である。