★グラスゴーを拠点に活動するZ世代サックス奏者/作曲家のマット・カーマイケルによるセカンド・アルバム『Marram』がCD/LPにてEdition Recordsからリリース。
★マット・カーマイケルは、1999年生まれ、24歳の未来の音楽界を担うZ世代サックス奏者/作曲家。近年のイギリス音楽シーンの革命的な場所の一つともいえる、グラスゴーを拠点に活躍。個性的なサウンドを持ち、フォーク・ミュージックのメロディックな即興性をジャズに融合させたスタイルが特徴的だ。2021年にリリースされた前作『Where Will The River Flow』は、BBCミュージック・マガジンで5つ星を獲得するなど、ヨーロッパ中で絶賛され、スコットランド年間最優秀アルバム賞にノミネートされた。
★マットにとってジャズとフォークは自身の音楽経験の土台であり、今作ではその要素をふんだんに詰め込んでいる。最新作でフィーチャーしているフォーク・アーティストと演奏することで、磨きのかかった、より純粋なジャズ・ミュージックも表現している。「海」という彼のサウンドの根本を定義し、そして地平線を沿って彼自身の道へと導いた、個性的なニュー・ミュージックの中で際立ったアルバムである。
★今作は、前作『Where Will The River Flow』に続くもので、スコットランドの海岸のドラマ、ムード、そして広大なイメージから影響を受けている。予測不可能な障害を蛇行させながら、アルバムの楽曲を通して自分のアイデンティティを探し求めている。10～15年後に彼のキャリアを振り返ったとき、きっと『Marram』は間違いなくマットの転機となったアルバムになるだろう。