TRACK LIST
Bill Evans /Treasures- Solo, Trio and Orchestra Recordings from Denmark (1965-1969)
(CD-1) Bill Evans Trio & Orchestra
1. Come Rain Or Come Shine (Harold Arlen-Johnny Mercer) 4:35
2. Someday My Prince Will Come (Frank Churchill-Larry Morey) 4:31
3. Beautiful Love (Haven Gillespie-Wayne King-Egbert Van Alstyne-Victor Young) 4:18
4. I Should Care (Sammy Cahn-Axel Stordahl-Paul Weston) 4:08
5. Very Early (Bill Evans)4:39
6. Time Remembered (Bill Evans) 4:53
7. Who Can I Turn To? (Leslie Bricusse-Anthony Newley) 5:59
8. Waltz For Debby (Bill Evans) 5:58
Orchestral Suite
9. Intro (Palle Mikkelborg) Into Waltz For Debby (Bill Evans) 5:13
10. Time Remembered (Bill Evans) 3:53
11. My Bells (Bill Evans) 4:45
12. Treasures (Palle Mikkelborg) 5:24
13. Waltz For Debby [Reprise] (Bill Evans) 4:19
14. Walkin’ Up (Bill Evans) 4:17
(CD-2) Bill Evans Solo & Trio
1. Re: Person I Knew (Bill Evans) 3:21
2. ’Round Midnight (Thelonious Monk) 4:38
3. My Funny Valentine (Richard Rodgers-Lorenz Hart) 4:00
4. Time Remembered (Bill Evans) 3:19
5. Come Rain Or Come Shine (Harold Arlen-Johnny Mercer) 3:16
6. Epilogue (Bill Evans) 0:34
7. Elsa (Earl Zindars) 5:52
8. Stella By Starlight (Ned Washington-Victor Young) 4:19
9. Detour Ahead (Lou Carter-Herb Ellis-Johnny Frigo) 5:40
10. In A Sentimental Mood (Duke Ellington) 4:43
11. Time Remembered (Bill Evans) 3:31
12. Nardis (Miles Davis) 3:35
13. Autumn Leaves (Joseph Kosma-Johnny Mercer-Jacques Prévert) 6:44
14. Emily (Johnny Mandel-Johnny Mercer) 5:44
15. Quiet Now (Bill Evans) 3:42
16. Nardis (Miles Davis) 8:06
メンバー:
[CD-1]
(M1-M3)
Bill Evans (p), Niels-Henning Ørsted Pedersen (b), Alan Dawson (ds),
Copenhagen Jazz Festival, Tivolis Koncertsal, Copenhagen, October 31, 1965.
(M4-M8)
Bill Evans (p), Niels-Henning Ørsted Pedersen (b), Alex Riel (ds)
Slotsmarksskolen, Holbæk, November 28, 1965.
(M9-M14)
Bill Evans & Palle Mikkelborg
Bill Evans (p), Eddie Gomez (b), Marty Morell (ds)
With The Royal Danish Symphony Orchestra & The Danish Radio Big Band Featuring Allan Botschinsky, Idrees Sulieman (Trumpet),
Torolf Mølgaard (Trombone), Jesper Thilo, Sahib Shihab (Reeds), Niels- Henning Ørsted Pedersen (Bass),
Palle Mikkelborg — Trumpet (Featured On “Treasures”), Arranger & Conductor
Tv-Byen, Copenhagen, November 1969.
[CD-2]
(M1-M6)
Bill Evans, Unaccompanied Piano. Danish Radio
Radiohuset, Copenhagen, Late November 1965.
(M7-M12)
Bill Evans (p), Eddie Gomez (b), Alex Riel (ds)
Danish Radio, Radiohuset, Copenhagen, Late October, 1966
(M13-M16)
Bill Evans (p), Eddie Gomez (b), Marty Morell (ds)
Stakladen, Aarhus, Denmark, November 21, 1969
★ビル・エヴァンスが1965-69年にデンマークを訪れた際、ソロ、トリオ、オーケストラでの演奏を収録した発掘音源が登場!数曲を除き、殆どの収録曲がいままで一度も世に出たことがない初出音源。ノルウェーのジャズ・ミュージシャン、オーレ・マティーセンのプライベート・コレクションから厳選された、まさに世紀の大発見。エレメンタル・レコードのジョルディ・ソレイ、カルロス・オーガスティン、そして名盤発掘請負人のゼヴ・フェルドマンの共同プロデュース作品。ゼヴ・フェルドマンが手がけたビル・エヴァンス・エステートとの正式な発掘発売作品はこの作品で10作目となります。
★本作は1965年、66年、69年に演奏旅行のためデンマークを訪れた際の各地でのライヴ演奏が収められています。CD-1(M1-M3)の1965年10月の演奏はコペンハーゲン、チボリのコンサートホールで行われた「コペンハーゲン・ジャズ・フェスティバル」に出演した際に地元ミュージシャンのニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン(b)とアメリカからのツアーメンバー、アラン・ドーソン(ds)によるトリオ演奏。そして同年11月にデンマーク、ホルベック市でのライヴ(M4-M8)はドラマーが、アレックス・リール(ds)に交代。収録曲はビル・エヴァンスが好んで演奏したお馴染みのナンバーばかり。4年前にヴィレッジ・ヴァンガードで演奏した “Waltz For Debby”の再演もファンにはうれしい限りです。
★M9からはビル・エヴァンス(p)、エディ・ゴメス(b)、マーティ・モレル(ds)のトリオがデンマーク王立管弦楽団とトランペッター&アレンジャーのパッレ・ミッケルボルグが指揮するデンマーク・ラジオ・ビッグ・バンドと競演した貴重な音源。映画音楽のような重厚なオーケストラのイントロから始まり途中から エヴァンスのピアノが絡む“Waltz For Debby”は最大の聴きどころ。 この“Waltz For Debby”はRepriseという形で今度はトリオの演奏を前面にバックにオーケストラが絡むという別アレンジ、別構成で収録されている。こちらのスィンギーなバージョンも見事であります。
★CD-2(M1-M6)には1965年11月にコペンハーゲンに訪れた際のピアノソロが6曲収められています。ジム・ホールとのデュオで有名な“My Funny Valentine”のソロ演奏を聴くことができる。この曲のエヴァンスによるピアノソロ演奏は初めて。
★M7からはエディ・ゴメス(b)、アレックス・リール(ds)のトリオ演奏で1966年にコペンハーゲンに訪れた際の録音、M13からは1969年にエディ・ゴメス(b)、マーティ・モレル(ds)のトリオがオーフスという都市で演奏した音源。これらのトリオ演奏も“枯葉”、“星影のステラ”等の有名曲を聴くことができる。特に別編成のトリオで収録されている、“Nardis”はドラマーの違いによる聴き比べも面白い。
★豊富なカラー写真入りのブックレットには、エヴァンスのデンマーク・ツアーに同行したヤン・パーソンによる未公開写真を収録。また著名な作家でもあるジャーナリスト、エヴァンスの研究者マーク・マイヤーズによる洞察に満ちたライナー ノーツが収められています。 デンマークのドラマー、アレックス・リール、デンマークの音楽ジャーナリスト&プロデューサーそしてエヴァンスのディスコグラファーであるピーター・ラーセン、パレ・ミケルボルグ、エヴァンスの長年のトリオメイトであるエディ・ゴメス(b)とマーティ・モレル(ds)、そしてピアニストのラン・ブレイクとマシュー・シップのインタビュー等が収録されています。日本仕様CDにはオリジナルブックレットを完全翻訳した日本語ブックレット(全32頁予定)が付属します。 素晴らしい状態で保管されていた放送音源マスターテープから伝説のマスタリング・エンジニア、バーニー グランドマンがマスタリング。高音質な録音(オリジナルのMONO録音音源を24bit ステレオでリマスタリング)にも注目です。
★英文オリジナルライナーノーツ完全翻訳(翻訳:寺井珠重氏)付。解説は杉田宏樹氏。