ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱」

「最晩年のフルトヴェングラーが到達した究極の《第9》の姿」

  • アーティスト:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
  • レーベル:Epitagraph
  • 品番:EPITA-001
  • ジャンル: ジャンル クラシック 交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:UHQCD
  • その他の製品情報:MONO 国内製造品
  • 収録時間:78:39
  • 付属品:日本語帯・解説付

TRACK LIST

ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱」

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン・ジングアカデミー イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)ロゼッテ・アンダイ(アルト)
アントン・デルモータ(テノール)パウル・シェフラー(バス) 
録音:1953年5月30日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)
【オットー・ニコライ演奏会(同年1月23日の繰り延べ演奏会)】
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)

★この演奏、録音の要点としては、次の六点があげられる-①演奏全体に、目立ったミスがなく、最後まで充実している事。②演奏全体の印象を低下させる様な録音時のテープ、経時変化などに特別大きな不調がなく、終楽章でも音量不足や音質の劣化がない事。③第1楽章の展開部フーガ部分の充実、再現部冒頭の壮絶な表現によって迫力が増し、各楽章の表現に理想的なバランスが出ている事。④第3楽章の表現が深い上にさわやかで、自然な流れが見事である事。⑤最初から熱気があり、指揮者、オーケストラ、ソリスト、合唱団、及び聴衆全体に、曲、演奏に打ち込む一体感が出ている事。⑥全体を通じてフルトヴェングラーの個性が最大限発揮されているが、それを超越してベートーヴェン「第9交響曲」の内容が直截に伝わってくる点で、最高の賛辞が与えられる事。 (日本フルトヴェングラー協会 平田治義)【2019年2月追記のライナー・ノーツより】 ★「すでに翌31日のライヴがグラモフォン・レーベルで出ており、バイロイト盤を大人しくしたような解釈がなかなかすばらしく、録音もバイロイト盤を凌ぐほどであるが、今回の30日盤は演奏、録音ともにいっそう見事で、最晩年のフルトヴェングラーが到達した究極の《第9》の姿を示している。」 (宇野功芳 『レコード芸術』2009年4月号「新譜月評」より)

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