ベートーヴェン:序曲「コリオラン」&交響曲 第5番、ブラームス:交響曲 第3番

60年代ウィーン・フィルとのライヴ。恐ろしいまでに燃え盛る・・
スタジオ録音とはまったく違ったベーム全盛期の実演の魅力を満喫できる稀少CD。
運命&ブラームス3番/ベーム&ウィーン・フィル(1966/1963)
【2UHQCD】【限定発売】

  • アーティスト:カール・ベーム、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • レーベル:Epitagraph
  • 品番:EPITA-012/3
  • ジャンル: ジャンル クラシック 交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2UHQCD
  • その他の製品情報:MONO
  • 収録時間:41:51 / 35:32
  • 付属品:日本語帯・解説付

TRACK LIST

[CD1] 
ベートーヴェン:
序曲「コリオラン」作品62 【市販初出】
交響曲 第5番 ホ短調 作品67「運命」【市販初出】

[CD2] 
ブラームス:
交響曲 第3番 ヘ長調 作品90【世界初出】

カール・ベーム(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:[CD1] 1966年5月22日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)【モノラル】
[CD2] 1963年8月21日 フェストシュピールハウス、ザルツブルク(ライヴ)【モノラル】
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
★[CD1]・・・1966年のウィーン芸術週間に、楽友協会ホールでカール・ベーム(1894-1981)がウィーン・フィルを振ってのベートーヴェン。(かつて、海外マイナーのVIBRATOレーベルでCD-Rが出たことありますが、今回の音源の出所は別です。市販初出)「コリオラン」は58年にベルリン・フィル(BPO)と、70年にウィーン・フィル(VPO)と、「運命」は53年にBPOと、70年にVPOと、いずれもドイツ・グラモフォン(DGG)に録音していますが、66年にVPOを振ったこのライヴは力強く、気合い充分の演奏。冒頭の「コリオラン」から緊迫感強く、ドラマチックな展開。「運命」では一段とスケールは巨大になり、VPOの壮麗な響きでホールも充満するよう。スケルツォでは怒涛のように押し寄せる低弦の厚み、フィナーレではこの上はないほど全合奏一体となったものすごい迫力を堪能できます。
★[CD2]・・・1963年にザルツブルク音楽祭で振った「ブラームス3番」。世界初出音源。(当日はオール・ブラームスのプログラムで、他に「ハイドン変奏曲」とハンス・リヒター=ハーザーのピアノで「協奏曲第1番」が演奏された)。交響曲第3番は、75年にVPOとDGGに録音していますが、全盛期の60年代、乗りに乗ったベームの演奏は格別です。第1楽章では力感があふれ迫力に満ち、第2楽章、第3楽章ではゆったりとしたテンポで深い感情表現。有名な憂愁のメロディを奏でる弦・管楽器の響きと言ったらため息の出るよう!ウィーン・フィルならでは美感をたっぷり味わわせてくれます。そしてフィナーレではためていたエネルギーの大爆発!スタジオ録音とはまた違ったベームの魅力に心惹かれます。
★Epitagraph提供のオープンリール・テープから、キング関口台スタジオでデジタル・マスタリング。各曲ともテープヒス等若干残っていますが、総じて低重心バランスの良好な音質となっています。さらには”高音質CDの決定版“であるUHQCDになりますので、音質面でも期待充分のCDといえるでしょう。

Topics

(エピタグラフ)・・・歴史的価値ある音源の発掘・蒐集・復刻を目的に2019年に立ち上げた国内の自主制作レーベル。現在発売中は以下9点-「フルトヴェングラーの第九(1953.5.30)」EPITA-001、「ブラームス:交響曲第3番他/クナッパーツブッシュ」EPITA-002/3 、「ベートーヴェン:英雄&ピアノ協奏曲第3番/シューリヒト&ゼルキン」EPITA-004/5、「ブルックナー:交響曲第7番/シューリヒト」EPITA-006、「ブラームス:ヴァイオリン協奏曲/ヌヴー」EPITA-007、「運命&シューマン第4番/シューリヒト」EPITA-008、「ブラームス:交響曲第4番他/シューリヒト」EPITA-009、「モーツァルト&ワーグナー/クナッパーツブッシュ」EPITA-010、「バッハ:ヴァイオリン協奏曲集/マルツィ」EPITA-011。
4909346310513

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