■ゲプハルト・ウルマンがリーダーを務めるプロジェクト、Gulfh Of Berlinの2枚目のアルバムが登場。
■ウルマンはドイツのバート・ゴデスバーグ出身で、ハーブ・ゲラー、デイヴ・リーブマンに師事、ハンブルグ大学でフルートとサックスを学び、1983年にベルリンに移住。
■リーダーまたは共同リーダーとして60枚以上のCDを録音し、ベルリンおよび国際的な現代音楽シーンにおける主要な人物の一人とみなされている。
■作曲家としても活躍しており、2つの弦楽四重奏曲、木管楽器のためのソロ曲、クラシック・オーケストラのための大作(1929年の映画「Berliner Stilleben」の新しいスコアや、「Symphonische Verwebungen for Orchestra, Voice, Piano and Percussion」と題された最初の交響曲など)を含む様々な室内楽アンサンブルのための音楽を作曲。
■前作のメンバー4人に加え、今作よりマイケル・ヘーヴスが参加。多重録音なしに即興的に演奏に組み込まれる電子音エフェクトが良いアクセントになり、曲を引き締めている。