★ソリストとしてマリインスキー劇場管弦楽団やモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団などと共演し活躍するヴァイオリニスト、ドミトリー・スミルノフによるFirst Hand Recordsデビュー・アルバム。全編無伴奏で構成され、バロックの巨匠バッハ、20世紀の大家バルトークに加え、2019年に亡くなったスイスのヴァイオリニスト、ハンスハインツ・シュネーベルガーの新発見作品を世界初収録しています。
★シュネーベルガーは1926年ベルン生まれ。北ドイツ放送響のコンマスを務め、フランク・マルタンやバルトーク(1番)のヴァイオリン協奏曲を初演した人物でもあります。ここに収録された無伴奏ソナタはバルトークのソナタより2年前に書かれたもので、当時16歳の若書きですが、既にヴァイオリニストならではの演奏効果の高いヴィルトゥオジティが満載で充実した作品になっているのが驚きです。
★バルトークとシュネーベルガーは2018-19年Philipp Bonhoeffer製のモダン・ヴァイオリンと弓を、バッハでは1795年Johann Schönfelder製のヴァイオリン(弓は2018年製、18世紀初頭のコピー)を使用して演奏しています。
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https://www.youtube.com/watch?v=yhDxX63kgBY