ニコリーニ:「双子の姉妹」

日本人ソプラノ伊藤佐智馨が主役
プレ・ロッシーニ世代の人気作曲家、ニコリーニの「双子の姉妹」
もちろん世界初録音!

  • アーティスト:伊藤佐智馨
  • レーベル:BONGIOVANNI
  • 品番:GB-2467
  • ジャンル: ジャンル クラシック 歌劇
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD
  • 収録時間:92:36

TRACK LIST

ニコリーニ:「双子の姉妹」

伊藤佐智馨(S ジャンニーナ) アロイザ・アイセンベルク(S ジューリア)
イ・ミンホ(Br ル・ブロ氏) シャラン・ケリー(T アルリーゴ伯爵)
ダヴィデ・ロッカ(Bs トラモンターナ侯爵) キム・ソンチョン(T ボンベッタ氏)
ミモザ・ラーマ(Ms ジャコメッタ) イ・ドンヨプ(Br ティンパノ)
ロベルト・トロメッリ(指揮)アミルカーレ・ザネッラ管弦楽団
録音:2012年4月28日、ピアチェンツァ
★ジュゼッペ・ニコリーニ(1762―1842)は、チマローザより12歳下の世代のイタリアの作曲家。1790年代から活動を始め、19世紀初頭には人気の高いオペラ作曲家でしたが、1820年代に30歳も年下のロッシーニが大人気になると、徐々にオペラの活動から離れ、1830年代以降は宗教音楽を活動の主に据えます。今日での上演は極めて稀で、オペラのCD はBongiovanni から発売された「確かめられた嫉妬」(GB2415 2CD)と「水車屋の恋」(GB2443 2CD)があったくらいです。「双子の姉妹」は、1808年にローマで初演された喜劇オペラ。オリジナルは2幕仕立てでしたが、後に1幕に直され、こちらが人気を博しました。ここでも1幕版が用いられています。
ニコリーニの生地ピアチェンツァでは度々彼のオペラが上演されており、これも2012年4月28日、ピアチェンツァ市立劇場での上演のライヴ録音です。主役のジャンニーナを、日本人ソプラノ、伊藤佐智馨 (いとうさちか)が歌っています。伊藤は神奈川県出身、ピアチェンツァで学び、イタリアやスペインで活動しています。

ニコリーニ「双子の姉妹」 簡単なあらすじ
トラモンターナ侯爵にはジューリアとジャンニーナという双子の姉妹の姪がいた。侯爵はおバカなジューリアを可愛がる一方、利発なジャンニーナは召使同然に扱っていた。ジューリアはアルリーゴ伯爵と愛し合っているのだが、トラモンターナ侯爵はジューリアを若いパリの侯爵ル・ブロ氏と結婚させることにしてしまった。それを聞いたジャンニーナは、ル・ブロ氏が双子の存在を知らないことを利用して、自分が結婚相手として振舞うことを思いつく。ル・ブロ氏が到着すると、ジャンニーナは首尾よく彼の気持ちを引き付けてしまう。アルリーゴ伯爵はジューリアがル・ブロ氏と結婚するというので立腹する。ル・ブロ氏は、ジューリアからは愛を拒まれ、ジャンニーナからは愛を確かめられ、二人を同一人物と思っているのですっかり混乱してしまう。ようやくトラモンターナ侯爵は事態を飲み込み、ジューリアとアルリーゴ伯爵、ジャンニーナとル・ブロ氏の結婚を認める。
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