2012年イトリア谷音楽祭で行われたベッリーニ「ザイーラ」
- アーティスト:ジャコモ・サグリパンティ
- レーベル:BONGIOVANNI
- 品番:GB-2565/66
- ジャンル: ジャンル クラシック 歌劇
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
2012年イトリア谷音楽祭で行われたベッリーニ「ザイーラ」
★南イタリアのアルベルベッロの近くのマルティーナ・フランカで毎年夏に行われるイトリア谷音楽祭。2012年に上演されたベッリーニのオペラ「ザイーラ」のアルバム。1829年に作曲されたこのオペラは、初演からほとんど演奏されることのなかった作品ですが、イトリア谷音楽祭では、上演機会の少ない作品も積極的に取り上げています。本上演では、マッシモ・ベッリーニ劇場が所有するマニュスクリプトとパオロ・ロパルコ編纂版に基づく改訂版を用いています。ベッリーニにとって5作目となった「ザイーラ」は、彼自身の手応えに反して初演時の反応も期待するものではありませんでした。そのような事情もあり、ベッリーニは通常あまり行わなかった自己盗作を行い、次作の「カプレーティ家とモンテッキ家」で「ザイーラ」の旋律を使っています。
「ザイーラ」は十字軍遠征の時代のエルサレムが舞台。サルタン(オロズマーネ)の人質となった娘ザイーラが主人公。孤児だった彼女は、実はフランス貴族の父親(ルジャニーノ)がいることが分かり再会を果たしますがその父も亡くなる。そして騎士ネレスターノが実の兄だと判明する。しかしそのことを知らずにザイーラとの結婚を望んでいたオロズマーネが嫉妬に狂いザイーラを刺殺し、最後に自らも命を絶つという悲劇のストーリー。本作の演出はロゼッタ・クッキが担当し、現代を舞台とする設定に変換。イスラム系過激派を連想させるグループに拉致された女性と、そのグループ内の男性との悲恋のストーリーとなっています。
ジャコモ・サグリパンティ、RAI国立交響楽団、ヴェンティーディオ・バッソ劇場合唱団
KKC-9485/6
ジャコモ・サグリパンティ、RAI国立交響楽団、ヴェンティーディオ・バッソ劇場合唱団
75-2608
ジャコモ・サグリパンティ、RAI国立交響楽団、ヴェンティーディオ・バッソ劇場合唱団
KKC-9484
ジャコモ・サグリパンティ、RAI国立交響楽団、ヴェンティーディオ・バッソ劇場合唱団
75-2704
ジャコモ・サグリパンティ
GB-2565/66