死をも恐れぬ愛。初演と同じペルゴラ劇場でのライヴ録音
- アーティスト:ブルーノ・バルトレッティ
- レーベル:BONGIOVANNI
- 品番:GB-2569
- ジャンル: ジャンル クラシック 歌劇
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
- 収録時間:79:59、79:57
死をも恐れぬ愛。初演と同じペルゴラ劇場でのライヴ録音
ドニゼッティ:歌劇「パリジーナ」
アッツォ:ジョルジョ・ザンカナーロ(バリトン)
パリジーナ:マリエラ・デヴィーア(ソプラノ)
ウーゴ:ダルマシオ・ゴンザレス(テノール)
エルネスト:ディミトリ・カブラコス(バリトン)
イメルダ:ティツィアナ・トラモンティ(メゾソプラノ)
ブルーノ・バルトレッティ(指揮)
フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団
録音:1990年5月20日/フィレンツェ、ペルゴラ劇場(ライヴ)
[あらすじ]嫉妬深いフェラーラ公爵アッツォは妻である王妃パリジーナと、大臣エルネストの息子であるウーゴの関係を疑っています。そしてパリジーナが寝言でウーゴへの愛を口にするのを聞いた公爵は疑いを確信に変え、ふたりを厳しく問い詰めます。公爵は嫉妬のため前妃マチルデを手にかけた過去すらあるのですが、パリジーナとウーゴは正直にお互いの愛を告白します。そこへエルネストが、実はウーゴは公爵と前妃マチルデの息子であると打ち明け、まさかの事実に公爵と子は一瞬喜びを感じるものの、和解には至りません。公爵はやはり憎しみを抑えることができずウーゴを殺し、すでに死を覚悟しているパジリーナにウーゴの亡骸を見せます。パジリーナは大きな悲しみに包まれながらアリアを歌い、息絶え、幕となります。
★原作はバイロンの「パリジーナ」(1816)で、15世紀のフェッラーラ候、ニッコロ3世の実話をもとに作られた物語。初演は1833年、ペルゴラ劇場。悲劇的な内容を持ちながら、それぞれが愛を力強く歌い、物語に推進力を持たせるドラマティックかつ美しいオペラです。ザンカナーロ、デヴィーアらの名唱に酔う1990年ペルゴラ劇場でのライヴ録音。