チャイコフスキー:交響曲第5番&ハイドン:交響曲第88番『V字』

フルトヴェングラー&トリノ・イタリア放送響、
個性的なチャイコフスキー、最高のハイドン!
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ

  • アーティスト:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、トリノ・イタリア放送交響楽団
  • レーベル:GRAND SLAM
  • 品番:GS-2272
  • ジャンル: ジャンル クラシック 交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:モノラル

TRACK LIST

①チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64
②ハイドン:交響曲第88番 ト長調Hob. I:88『V字』

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
トリノ・イタリア放送交響楽団

録音:①1952年6月6日/Sala del Conservatorio(トリノ)
   ②1952年3月3日/Auditorium A, via Montebello(トリノ)
使用音源: Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より
 フルトヴェングラーの指揮したチャイコフスキーの交響曲第5番は、時に「フルトヴェングラーの最悪の演奏」とも言われますが、本当にそうでしょうか? 確かに音質は乾いた固い音ですが、当盤のより明瞭な音で聴けば、フルトヴェングラーのやりたいことがよくわかるはずです。いずれにせよ、フルトヴェングラーが振った唯一の第5番の記録としては非常に貴重であることは間違いありません。なお、第4楽章のカットはフルトヴェングラー独自のもので、音の欠落ではありません。また、第4楽章の471小節で思わずわき起こった拍手はカットせずに含まれています。
 ハイドンは編成が小さいためか、まず音が非常に豊かに捉えられていることに驚かされます(たとえば、第1楽章の冒頭では、フルトヴェングラーが音楽に合わせて息をもらしている様子がはっきりと聴きとれます)。演奏内容もライヴらしくもの凄く熱く燃え上がっており、フルトヴェングラーとトリノ・イタリア響による最高の演奏かもしれません。
 (おことわり)アセテート盤を原盤としているため、SP盤に似たノイズが混入します。特にチャイコフスキーには修復出来ないレベル変動がわずかに含まれますことをご了承下さい。(平林 直哉)
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