ドヴォルザーク:チェロ協奏曲

80代とは信じがたい熱演!
カザルスによるドヴォルザークのチェロ協奏曲
1960年のステレオ・ライヴ!
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ

  • アーティスト:パブロ・カザルス、アレクサンダー・シュナイダー、プエルト・リコ・カザルス音楽祭管弦楽団
  • レーベル:GRAND SLAM
  • 品番:GS-2285
  • ジャンル: ジャンル クラシック 協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 付属品:国内製作・日本語帯・解説付

TRACK LIST

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104



パブロ・カザルス(チェロ)、アレクサンダー・シュナイダー(指揮)、プエルト・リコ・カザルス音楽祭管弦楽団
録音:1960年6月14日/サン・フアン、プエルト・リコ大学講堂
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:ステレオ(放送用録音)
■制作者より
 カザルスが1960年のプエルト・リコ・カザルス音楽祭で弾いたドヴォルザークのチェロ協奏曲は、LP復刻を含め、いくつかの復刻盤が存在します。しかしながら、今回入手した2トラック、38センチのオープンリール・テープは間違いなく最上の内容であり、1960年のステレオ・ライヴとしては上々の音質です。初出とされるエヴェレストのLP(SDBR 3083)と比較しても、全体の情報量は3割り増しと言って良いでしょう。80代前半のカザルスの演奏は異形な熱演であり、初めて聴くと、曲想を逸脱しているのではないかと思うほどです。しかし、そのあとで他のチェリストの演奏を聴くと、彼らの演奏がいかにも平坦に聴こえるのも事実です。はやり、看過出来ぬ偉大な記録でしょう。
 なお、解説書にはHMVのプロデューサーだったF・W・ガイズバーグの「パブロ・カザルスの思い出」を掲載しています。こちらも、大変に興味深い読み物です。(平林直哉)
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