『北欧の音楽』(グリーグ、ベールヴァルド、ニールセン)

名手マルコヴィナが北欧音楽に挑む!

  • アーティスト:アナ=マリヤ・マルコヴィナ、ペーター・ゾンメラー、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン交響楽団
  • レーベル:HAENSSLER
  • 品番:HC-17027
  • ジャンル: ジャンル クラシック 協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:63:43

TRACK LIST

**『北欧の音楽』**



エドヴァルド・グリーグ(1843–1907):

①ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16(1868 rev.1906-07)

②トロルハウゲンの婚礼の日Op.65-6

③フランス・ベールヴァルド(1796–1868):ピアノ協奏曲 ニ長調(1855)

④カール・ニールセン(1865–1931):歌劇《サウルとダヴィデ》 FS25 CNW1(1898–1901)- 第2幕への前奏曲



アナ=マリヤ・マルコヴィナ(ピアノ)

シュレースヴィヒ=ホルシュタイン交響楽団、ペーター・ゾンメラー(指揮)

セッション録音:2018年10月16日-18日、3月26日/「アルシオン」コンサートホール(スナボー、デンマーク)

制作:ヨハンネス・カンマン

録音:ヨハン・ギュンター
★アナ=マリヤ・マルコヴィナ(1970–)は、クロアチア生まれのピアニスト。ヴィターリ・マルグリス、アナトール・ウゴルスキ、パウル・バドゥラ=ス
コダに学びました。ボンの「ベートーヴェンフェスト」、「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭」などのフェスティヴァルに参加、新日本フィルハーモニー
交響楽団やフィンランドのオウル交響楽団に客演しています。C.P.E. バッハの『鍵盤独奏作品全集』(Hänssler Classic 98 003)が代表的録音です。

★「音楽には自由がなければいけない……予期していなかったことが起きてほしいし、時には危険を顧みないことをする勇気も必要」と考える彼女の
新しいアルバム。『北欧の音楽』と題して、ヨーロッパ音楽の世界で独自の「声」をもつ北欧の作曲家たち、グリーグ、ベールヴァルド、カール・ニール
センの作品によるプログラムが組まれました。「まるで谷間で何かが誘っているかのよう」(アイナル・ステーン=ノクレベルグ)な抒情と舞曲のリズム
を織りこみ、ノルウェーの自然と人々の歓びの姿を音楽に映した、エドヴァルド・グリーグのピアノ協奏曲。《抒情小曲集第8 集》の第6曲、『幸福を
祈る人々がやってくる』の曲名が予定されていたという《トロルハウゲンの婚礼の日》が、ピアノソロのアンコールとして演奏されます。

★フランス・ベールヴァルド(フランツ・ベルワルド)は、ストックホルムのドイツ系一家の生まれ。ルーマンとクラウスの後、ステーンハンマルやアルヴェー
ンに先立ち、時代を先取りする音楽を作った作曲家としてスウェーデン音楽史に名を刻みました。4つの交響曲(BIS 795/796)、ヴァイオリン協奏曲、
七重奏曲変ロ長調、歌劇《ソリアのエストレッラ》など、幅広いジャンルに魅力的な作品を残しています。彼の唯一のピアノ協奏曲は、グリーグやシュー
マンの協奏曲の「ソウルメイト」ともみなされる、高度な技巧を要求する、ロマンティックな作品です。「アレグロ・コン・ブ、リオ」「アンダンティーノ」「ア
レグロ・モルト」の3楽章が切れ目なく演奏されます。カール・ニールセンの歌劇のひとつ、『旧約聖書』の『サムエル記上』に基づく、サウルの若いダヴィ
デに対する嫉妬と敵意の物語を描いた《サウルとダヴィデ》の第2幕への前奏曲「アレグロ・マルツィアーレ」は、単独でも演奏される管弦楽作品です。
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン交響楽団と総音楽監督を務めるオーストリアのペーター・ゾンメラーの指揮による共演。かつてデンマーク領だったシュ
レースヴィヒ=ホルシュタイン(スレースヴィ=ホルステーン)と国境を接する南デンマーク、スナボーのホール「アルシオン」でのセッション録音です。
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