★1985年生まれの俊英ヴィオリスト、ファイト・ヘルテンシュタインがヴィオラの新たな魅力を示唆した無伴奏アルバム「ヴィオラ・ヴィルトゥオーサ」をリリース!
★ヘルテンシュタインはジュネーヴ音楽院において今井信子に師事し、2009年第1回東京国際ヴィオラ・コンクールにて第3位並びに聴衆賞を受賞している実力派。ヴェルビエ音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭、そしてヴィオラスペースにも参加しております。ここ数年は今井信子のアシスタントとして小樽・ヴィオラマスタークラスに参加しており、日本でもおなじみの演奏家となっております。2011年から2017年までバーゼル交響楽団の首席ヴィオラ奏者を務め、2015年10月よりドイツ・デトモルト音楽大学の教授として後進の育成に尽力を注いでいます。ヘンスラー・レーベルからショスタコーヴィチのソナタ(HC-20011)をリリースしております。
★アルバム「ヴィオラ・ヴィルトゥオーサ」はレーガーを主軸に、それ以外はアレンジ作品で構成。コダーイ編のバッハの半音階的幻想曲とフーガ、ヘルテンシュタイン編曲によるビーバーのパッサカリア、カサドの無伴奏チェロ組曲、イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番をヴィオラ版でお届けします(ビーバーとイザイは原曲から5度下げて演奏しております)。
★「私たちヴィオリストにとって、ヴァイオリンとチェロ双方の音色の要素を持つヴィオラは表現の幅が実に広いと思っております。このCDではトランスクリプションを多く収録していますが、それは作曲家の精神に忠実である限り、よい音楽はさまざまな方法(楽器)でも演奏できると確信しているからです。イザイは私の大好きな作曲家でコンサートでも頻繁に取り上げてきました。また、カサドは私の弟子のマルティン・モリアルティがある日カサドのスコアを持ってレッスンに現れたのですが、そのレッスンでこの組曲を弾いてみたら、実に美しい響きで表現できたのですぐに気に入りました(マルティンに感謝しています!)。素晴らしい作品の数々をヴィオラの音色にお楽しみください!」(ファイト・ヘルテンシュタイン)
トレイラーはこちら→
https://www.youtube.com/watch?v=jnnswfpjUxk