モーツァルト、バッハ、ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲集

バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンの協奏曲を収録した
フランク・ペーター・ツィンマーマン、ヘンスラー録音集成4枚組のリリース!!

  • アーティスト:フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
  • レーベル:HAENSSLER
  • 品番:HC-24002
  • ジャンル: ジャンル クラシック 協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:4CD
  • その他の製品情報:DDD
  • 収録時間:[CD1]77:33 [CD2]74:54 [CD3]61:14 [CD4]40:02

TRACK LIST

フランク・ペーター・ツィンマーマン、ヘンスラー録音集成

CD1
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集Vol.1
ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207(カデンツァ コンスタンチン・モストラス)
ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K.261(カデンツァ フランツ・バイヤー)
ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調K.373
ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216(カデンツァ フランツ・バイヤー)
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218(カデンツァ ヨーゼフ・ヨアヒム)

バイエルン放送室内管弦楽団、ラドスラフ・スルク(指揮)
セッション録音:2014年3月6~8日/ヘルクレスザール、ミュンヘン王宮内(ミュンヘン)

CD2
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集Vol.2
ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調K.211(カデンツァ 第1楽章:ピンカス・ズッカーマン/第2楽章:ロバート・D・レヴィン/第3楽章:ダヴィッド・オイストラフ)
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調K.219「トルコ風」(カデンツァ 第1楽章:フランツ・バイヤー/第2楽章:ロバート・D・レヴィン/第3楽章:ヨーゼフ・ヨアヒム)
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364*(カデンツァ モーツァルト)

アントワン・タメスティ(ヴィオラ)*
バイエルン放送室内管弦楽団、ラドスラフ・スルク(指揮)
セッション録音:2015年6月28~30日/ヘルクレスザール、ミュンヘン王宮内(ミュンヘン)

CD3
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041
ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV1052
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1060*(2つのヴァイオリンのための協奏曲編)

セルゲ・ツィンマーマン(ヴァイオリン)*
ベルリン・バロック・ゾリステン
指揮&ヴァイオリン:ダニエル・ゲーデ
第1ヴァイオリン:町田琴和、リューディガー・リーバーマン、アレッサンドロ・カッポーネ
第2ヴァイオリン:ライマー・オルロフスキー、エーファ=マリア・トマジ、ラヘル・シュミット
ヴィオラ:ヴァルター・キュスナー、クリストフ・シュトロイリ
チェロ:ブリュノ・ドルプレール
コントラバス:ウルリヒ・ヴォルフ
チェンバロ:ラファエル・アルパーマン
セッション録音:2017年4月/イエス・キリスト教会(ベルリン)

CD4
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61(カデンツァ 第1楽章:フランク・ペーター・ツィンマーマン/第2楽章:フリッツ・クライスラー/第3楽章:フリッツ・クライスラー)
シュターツカペレ・ドレスデン、ベルナルト・ハイティンク(指揮)
ライヴ録音:2002年9月29日/ドレスデン文化宮殿(ドレスデン)

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
録音:2002年~2017年/ドイツ
★現代最高のヴァイオリニストの一人、フランク・ペーター・ツィンマーマンのヘンスラー録音集成4枚組がリリースされます!10代後半から世界の第一線で活躍しているツィンマーマンはバロックから現代まで非常に幅広いレパートリーを演奏・録音していますが、なかでもバッハ、モーツァルト、ベートーヴェンは最も得意にしているレパートリー。当セットでは今世紀に録音したベートーヴェン(2002年/ライヴ)、モーツァルト(2014&2015年/セッション)、J.S.バッハ(2017年/セッション)の協奏曲を集めた名録音をお届けします。
★ヴァイオリンはツィンマーマンの愛器1711年製のストラディヴァリウス「レディ・インチクイン」。この楽器はかつてクライスラーが所有していた銘器でまるでビロードのような音色です。ツィンマーマンが長年ともにしてきた愛器で奏でる演奏をご堪能ください。

【自身2度目のモーツァルトのヴァイオリン協奏曲録音】
第1集には第1・3・4番、アダージョ ホ長調、ロンド ハ長調を、第2集には第2・5番「トルコ風」、協奏交響曲を収録。1986年、1度目の全曲録音から約四半世紀。2014・2015年の2度目の録音はラドスラフ・スルク指揮、バイエルン放送室内管弦楽団との共演です。ポーランド生まれのヴァイオリニストで、バイエルン放送交響楽団のコンサート・マスターのラドスラフ・スルクが指揮を担当しており、完璧なアンサンブルはもとより、特に弦楽の美しさを追求した演奏で、レコード芸術誌「特選盤」など各誌で高く評価されています。
協奏交響曲のヴィオラ奏者はアントワン・タメスティ。長年ベストなアンサンブルができる演奏者を探していたツィンマーマンが、タメスティの演奏会に足を運んだ際に感銘を受け、その音色に魅了されたツィンマーマンが終演後に直々にトリオ結成を懇願したほどの惚れこみよう。2007年に結成したトリオ・ツィンマーマンは今では世界トップの弦楽三重奏団としても活躍しています。

【父子共演も話題に。自身2度目のJ.S.バッハのヴァイオリン協奏曲録音】
ジェフリー・テイト指揮、イギリス室内管弦楽団と1988年に録音してから約30年ぶりの2017年。自身2度目となったJ.S.バッハの協奏曲録音では、息子セルゲとの共演も話題に。有名な2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043ではなく、オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1060を2つのヴァイオリン版で演奏したことでも注目されました。
また、消失したヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV1052はツィンマーマンにとって初録音でした。入り組んだ起伏をもつユニゾンの主題が印象的なこの協奏曲は、チェンバロ編曲として自筆総譜が存在する名曲、鍵盤協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052の原曲とされる作品。主題の直後から颯爽としたヴァイオリン独奏があらわれます。独奏パートの幻想的で豊かな発展が印象的な当作品は、1832年にメンデルスゾーンがピアノ協奏曲として演奏した記録が残っており、シューマンは「最大の傑作のひとつ」と讃えております。
共演はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者たちを中心にして1995年に結成されたベルリン・バロック・ゾリステンです。

【ハイティンク指揮、ベートーヴェンのライヴ録音】
Profilレーベルの「エディション・シュターツカペレ・ドレスデン」シリーズ40作でリリースされた音源で、2002年9月、ベルナルト・ハイティンクがシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者就任を記念したコンサートのライヴの初日を収録したものです。同年夏にドレスデンを襲った洪水のため、ゼンパーオーパーが浸水して使用不可能でドレスデン文化宮殿にて開催され、コンサートは犠牲者に捧げられました。
フランク・ペーター・ツィンマーマンが最も得意とするベートーヴェン。録音ではジェフリー・テイト指揮、イギリス室内管弦楽団(1987年/セッション)、ダニエル・ハーディング指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(2019年/ライヴ)(KKC-9695/7)が有名ですが、2002年のライヴもまた素晴らしい演奏で聴衆を沸かせました。ツィンマーマンはさまざまなカデンツァで演奏してきましたが、当ライヴでは第1楽章では自作で演奏。先人の名カデンツァからインスパイアされたヴァイオリンの美が凝縮された技巧的な作品です。
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