トム・ハレルPlays & Arrangesドビュッシー,ラベル
70年代からオーケストレーション、アレンジでも才能を発揮
自身の作品でもストリングスをフィーチャーした演奏を見せてきた
トム・ハレルがアルバム全般を通してクラシック世界に挑んだ作品
- アーティスト:Tom Harrell
- レーベル:HIGH NOTE RECORDS(US)
- 品番:HCD-7276
- ジャンル: ジャンル ジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
トム・ハレルPlays & Arrangesドビュッシー,ラベル
70年代からオーケストレーション、アレンジでも才能を発揮
自身の作品でもストリングスをフィーチャーした演奏を見せてきた
トム・ハレルがアルバム全般を通してクラシック世界に挑んだ作品
Tom Harrell / First Impressions
1. Sainte*
2. Voices*(vocalize-etude en forme de Habanera)
3. Perspectives**
4. Beau Soir***
5. Reverie ***
6. Passapied***
7. Sarabande***
8. Musique du Café**
*composed by Maurice Ravel
**composed by Tom Harrell
***composed by Claude Debussy
メンバー:
Tom Harrell (tp & flh), Wayne Escoffery(ss, ts), Danny Grissett(p), Ugonna Okegwo(b), Johnathan Blake(ds),and Charles Pillow(fl, bfl), Rale Micic(g), Meg Okura(vln), Rubin Kodheli(cello)
★現代屈指のトランペッター&フリューゲル・ホーン奏者、トム・ハレルが、ラヴェル、ドビュッシーの楽曲をアレンジした作品。
★1946年生まれのトム・ハレルは、70年代初めから数々のストリングス・アレンジを担当し、72年にはカルロス・サンタナの『Caravanserai』のラスト・ナンバーである[Every Step of the Way(邦題:果てしなき道)]のオーケストレーションを手掛けたという隠れたキャリアの持ち主。ハレルによれば、幼いころから多彩な音楽に囲まれ、5歳か6歳の時には野外オペラを聴きに行っていたとのこと。ジャンルを越境し、クラシックと融合を図る音楽志向は必然だったといえますが、2001年RCAからリリースされた作品『Paradise』(Baroque Stepsといった楽曲も収録)を経て、自身の作品でも本格化。そして、いよいよ本作に至りました。
★バンド・メンバーはトム・ハレルの核をなすおなじみのクインテット・メンバー。そこにギタリスト、フルート、そしてヴァイオリン、チェロが参加。ドビュッシーの楽曲4曲、ラベルの楽曲2曲に加え、自らのコンポジション2曲で8曲構成ですが、驚くのは、作品としての統一感。クラシック・ギターの音色を効果的に使い、タンゴや、フラメンコ、といったラテン音楽、スパニッシュのフィーリングもミクスチャー。トム・ハレルが施した緻密なアレンジのもと、端正なアンサンブルと、時に情熱的なソロを聴かせます。
★もちろん、ハレルの演奏はトランペットもフリューゲルも柔らかな音色で詩情に満ちたもの。
★現在、本作品のメンバーによるクインテットの他にも、先日来日したマーク・ターナーをフィーチャーしたグループ、エスペランサを迎えたツイン・ベース、ユニットと、いくつものグループをレギュラーとして、大活躍のトム・ハレルですが、本ユニットも楽しみな存在です。
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