F. クープラン(1668-1733):讃歌集

魅惑のヴァイオリニスト、アマンディーヌ・ベイエ
新譜はクープラン!

  • アーティスト:アマンディーヌ・ベイエ、リ・インコーニティ
  • レーベル:HARMONIAMUNDI
  • 品番:HMC-902193
  • ジャンル: ジャンル クラシック 音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

F. クープラン(1668-1733):讃歌集
・トリオ・ソナタ「壮大なもの」(1690年頃)
・リュリ讃(1725)
・コレッリ讃(1724)
・4声のソナタ「スルタン妃」(1695年頃)

アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン) リ・インコーニティ
録音:2014年1月4-7日/グラディニャン、四季劇場(ジロンド)

★フランス古楽界の新世代を代表するバロック・ヴァイオリン奏者、アマンディーヌ・ベイエ。2014年11月にはアンサンブル・リ・インコーニティを率いての来日が予定されています。この度、久々にハルモニアムンディからの登場となる当盤のプログラムは、F. クープランの「リュリ讃」と「コレッリ讃」というなんとも嬉しい組み合わせ。ベイエの魅力である喜びに溢れたようなリズム、愛に満ちた明るい音色があますところなくとらえられています。 ★CDのプログラムは、「壮大なもの」で幕を開けます。「少しクセのある、色鮮やかな不協和音に満ちたハーモニーのキラキラとしたつむじ風にたちまち耳を奪われる」とベイエ自身述べている作品を、非常にチャーミングに響かせています。 ★F. クープランの「コレッリ讃」と「リュリ讃」は、両作品とも各楽章に表題が付けられており、「コレッリ讃」では音楽の神が住まうパルナッソス山にコレッリが導かれる様子が描かれ、「リュリ讃」では、コレッリに続いてパルナッソス山へ登ったリュリが、そこで出会ったコレッリと共に演奏を行う、という物語になっています。フランスでは、「トンボー」というジャンルで、先人の肖像画的な音楽を作るという伝統がありましたが、このクープランの「リュリ讃」「コレッリ讃」は、それぞれの作曲家のスタイルに厳密に従っているわけではなく、また、その規模などから、音楽史上でも特殊な作品として輝きを放っています。ベイエとアンサンブルの面々が、活き活きとしたリズムでひとつひとつのハーモニーまでも逃さず味わいつくすように演奏しています。 ★最後に収録されているスルタン妃は比較的初期の作品ですが、繊細なテクスチュア、柔軟な舞曲のリズム、抒情性、モティーフのキャラクターづけの巧さなどが光る秀作です。

Topics

ベイエ&アンサンブル・リ・インコーニティ2014年来日日程
11月24日(月・祝) 15:00 姫路 パルナソスホール【Aプロ】8/21(木) 発売予定
11月25日(火) 19:00 東京 津田ホール【Bプロ】 発売中
11月26日(水) 19:00 東京 王子ホール【Aプロ】 完売

【Aプロ】“季節の劇場~ヴィヴァルディの四季とその他の協奏曲”
ヴィヴァルディ: 歌劇「オリンピアーデ」より シンフォニア ハ長調 RV725、チェロ協奏曲 イ短調 RV420、ヴァイオリンと鍵盤楽器のための協奏曲 ハ長調 RV808、「四季」
【Bプロ】“A.ヴィヴァルディ & J.S. バッハ~様々な楽器による魅惑の協奏曲集”
ヴィヴァルディ: シンフォニアハ長調 RV112、チェロ協奏曲ニ長調 RV403ほか
J.S. バッハ: ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV1041、チェンバロ協奏曲 ニ短調 BWV1052
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