ラインの娘~シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナー

フランス古楽界注目の若手ラファエル・ピション
すべての芸術家を魅了するライン川を描く

  • アーティスト:ラファエル・ピション、ベルナルダ・フィンク、エマニュエル・セイソン、アンサンブル・ピグマリオン
  • レーベル:HARMONIAMUNDI
  • 品番:HMC-902239
  • ジャンル: ジャンル クラシック 声楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

ラインの娘~シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナー


モルペウスの娘

ワーグナー:ライン川の河底に(女声合唱、ハープ、4つのホルン、2本のコントラバス)

シューマン:子守歌Op.78-4(女声四重唱とハープ)*

ブラームス:私は角笛を苦しみの谷で鳴らすOp.41-1(4つのホルン)


人魚

シューマン:ロマンス第1集Op.69-5「海の女神」

シューベルト:詩篇23番「主はわが飼い主」D.706(女声とハープ)

シューマン:ロマンス第2集Op.91-6「海の中で」


セレナーデ

ワーグナー:ジークフリート~ジークフリートの鐘(ホルン・ソロ)

ブラームス:女声合唱のための13 のカノンOp.113-5「かたい決意」

シューベルト:セレナーデD.920(メゾソプラノ、女声合唱)


嘆きの女たち

シューベルト:私は涙に濡れてD.131b(単純な3声のカノン)

シューマン:ロマンス第1集Op.69-6「礼拝堂」

シューベルト:挽歌D.836(女声合唱、2つのホルン、ピアノ/ハープ)

ワーグナー:神々の黄昏~葬送行進曲(4つのホルン/ ジェームズ ウィルコックス編)


もの憂い恋のうらみ

ハインリヒ・イザーク(c1450-1517):インスブルックよさらば*

ブラームス:女声合唱のための13のカノンOp.113-2「愛の神は私に過酷な姿であらわれる」

ブラームス:女声合唱のための13のカノンOp.113-13「もの憂い恋のうらみ」

ラインの娘

ワーグナー:神々の黄昏~ラインの娘(女声合唱、2つのホルン、ハープ)*

ブラームス:2つのホルンとハープを伴う女声合唱のための4つの歌

ハープは鳴り響く/ シェークスピアの歌「死と来たれ」/ 庭師/ フィンガルの歌


* ヴィンセント・マナック編曲


アンサンブル・ピグマリオン  ラファエル・ピション(指揮)

ベルナルダ・フィンク(メゾソプラノ) エマニュエル・セイソン(ハープ)

アネケ・スコット(ホルン) ヨゼフ・ワルター(ホルン)

オリヴィエ・ピコン(ホルン) クリス・ラーキン(ホルン)

録音:2015年7月パリ、サン=テスプリ寺院


★いま最もフランス古楽界で注目されている1984年生まれのラファエル・ピション。これまでにハルモニアムンディから「バッハ:レオポルト候のための葬送音楽」(HMC.902211)や「ラモー:カストールとポリュックス」(KKC.5492)など、既成概念を覆すようなアプローチの録音を発表し現代古楽界に衝撃を与えています。
★このアルバムは彼が率いるアンサンブル・ピグマリオンと、メゾソプラノのベルナルダ・フィンク、そしてハープのエマニュエル・セイソンをメインに迎え、ライン川に魅了された作曲家シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナーらの女声合唱を中心としたプログラムを収録しています。
★スイス、ドイツ、フランス、オランダにまたがって流れるライン川は、美しい少女に魅せられた水夫を誘惑し、船を遭難させるという「伝説」や神話が残され、数々の歴史の舞台となり、ヒューゴ、ネルバル、ハイネ、アインヒェンドルフ、ターナーなど多くの作家、画家、芸術家を魅了し続けています。ワーグナーの「ラインの黄金」では、ラインの川底に隠された黄金を守る3人の水の乙女たちが登場します。ピションとピグマリオンはその「乙女」とともに川の流れをたどろうというプログラミングで、それぞれの曲をいくつかのカテゴリーに分け父なるラインの秘密に迫っています。珍しい女声合唱曲の数々をカウンター・テナーとしても活躍するピションならではの解釈で聴かせてくれます。

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