ヴィオラ・ダ・ガンバと
アコーディオンが織りなす
愉悦の音世界!
- アーティスト:レ・ザンアッタンデュ
- レーベル:HARMONIAMUNDI
- 品番:HMM-902610
- ジャンル: ジャンル クラシック 室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
ヴィオラ・ダ・ガンバと
アコーディオンが織りなす
愉悦の音世界!
Poetical Humors(ポエティカル・ユーモア)
・ヒューム(c.1579-1645):
What greater grie(f なんと大きな悲しみ)/Sweete Musicke(甘い音楽)/
Touch me sweetely(やさしく私にさわっておくれ)/
Captain Humes Pavan(ヒューム氏のパヴァーヌ)
・ダウランド(c. 1563-1626):
Shall I sue, shall I seek for grace? (私は乞うか、慈悲を求めるか?)/
Flow, my tears, fall from your springs(流れよ、わが涙)/
Can she excuse my wrongs(彼女は私の間違いを許すだろうか)/
In darkness let me dwel(l暗闇で横たわらせてください)
・ギボンズ(1583-1625):3声のガイヤルド
・ミヒャエル・イースト(c.1580-1648):
And I as well as Thou(そしてあなたのように私もまた)
・ティエリー・ティドロウ(b.1986):
Into something rich and strange *(豊かで奇妙なものに)
・ジョン・ブル(1562/63-1628):Goodnighte(おやすみ)/Mysel(f 私自身)
・オルランド・ギボンズ:ファンタジア
・フィリップ・エルサン(b.1948):Lully Lullay
Les inAttendus(レ・ザンアッタンデュ)
マリアンヌ・ミュレル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヴァンサン・レルメ(アコーディオン)
録音:2017年10月
★「Les inattendus」とはフランス語で意外な、思いがけない人々(もの)、の意味。アコーディオンとヴィオラ・ダ・ガンバという、ちょっと意外な組み合わせによる、17世紀英国音楽の登場です。アコーディオンの構想・製造開始時期は19世紀にさかのぼりますが、本格的に生産されるようになったのは第二次世界大戦より後のことでした。20世紀の最後の10年ほどで、1000以上の新曲がアコーディオンのために書かれています。それでいてオルガンの代役を務めることもできる楽器で、すでに奏者レルメはラモーの作品を録音してもいます。ここではさらに昔の16世紀の作品を演奏しておりますが、アコーディオンはオルガンの代役も務めることができる楽器。ここで聴けるように、作品と、そしてヴィオラ・ダ・ガンバと親和性があるのもまったく不思議ではありません。アコーディオンの音色が時にオルガンのように、時にレガールのように鳴り響く中を、ヴィオラ・ダ・ガンバが時に旋律、時に通奏低音的な役割を担いながら自在に飛んでいるような、ようにまさにポエジーとユーモアに溢れた1枚の登場です。