★アンリエット・ド・コリニー(1623-1673)は、当時の女性としては大変珍しいことに、20歳で恋愛結婚をしました。夫が亡くなった後、母親の勧めでラ・スーズ伯爵と結婚させられることになりましたが、コリニーはいわば”愛のない事実婚”とでも言うべきスタンスを貫いた、大変自由な考えをもっていました。そんな彼女はまた大変な才能を持った文学者・詩人でもあり、彼女の詩には同時代人、および後世の人々が多数作曲しています。古楽を中心に活躍するバリトン(テノールとしても活躍)、マルク・モイヨンが、彼女の残した美しい詩の世界をたくみな情景描写で歌い上げます。マルクの姉(妹)にあたるアンジェリク・モイヨンは13-18世紀の音楽をハープで演奏しており、中世ハープ、ルネッサンス・ハープを奏でるほか、ドゥルス・メモワールなどでも演奏しています。マルクとはしばしば共演しています。
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https://youtu.be/N-B2-3bTfqQ