アンリエット・ド・コリニーの詩によるアリア(エール)と歌曲集

17世紀に愛を貫いた女性、
アンリエット・ド・コリニーの詩の世界を
声とハープで聴く

  • アーティスト:マルク・モイヨン
  • レーベル:HARMONIAMUNDI
  • 品番:HMM-902674
  • ジャンル: ジャンル クラシック 音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD

TRACK LIST

アンリエット・ド・コリニーの詩によるアリア(エール)集

セバスティアン・ル・カミュ(c.1610-1677):「わたしはあなたに身をゆだねる、いとしい思い出よ」、「ああ、私をこの危険な場所から飛び立たせてください」「夏のたのしみ、涼しくて薄暗い木立」「人里離れた森の中、ほの暗い棲家」「せっかちな朝焼けよ、もっと夜を長く続けておくれ」「あなたの魅力のとりこにさせないでおくれ」「ああ、心穏やかに待つことができる者は」「もはや人生には何もない」「甘い春」「私は心の中に新たなるざわつきを感じる」「太陽よりも美しい羊飼い」「孤独で暗い木々」
フランソワ・カンピオン(c.1685/86-1747/48):「決して愛さないと1000回誓った」「彼はなんと愛される価値のあることだろう」
フランソワ・デュフォー:組曲 イ短調(器楽曲)
ベルトラン・ド・バシリー:「彼はなんと愛される価値のあることだろう」「私はこの青い木陰に逃げ込んだ」「私は他の人の意見を聞こうとした」「昼間よりも美しい、星輝く夜」
作曲者不明:「愛とやさしさなくして」「あなたの魅力のとりこにさせないでおくれ」「若々しい緑に彩られた木立の中で」「この素晴らしいマスカットを味わってみよう」
アンリ・デュモン(1610-1684):「ためいきをつかせておくれ、まとわりつく理性よ」
ミシェル・ランベール:「ためいきをつかせておくれ、まとわりつく理性よ」「私は愛し愛されている」
ロワイエ氏:「昼間よりも美しい、星輝く夜」
サント=コロンブ氏:シャコンヌ ニ調
オノレ・ダンブリュイ(fl.1660-1685):「木々の穏やかな静寂」「この緑の木陰、もっとも愛しい人よ」
Sieur de machy:ガヴォット
ジャン=バンジャマン・ド・ラ・ボルド(1734-1794):「せっかちな朝焼けよ、もっと夜を長く続けておくれ」
ジャン=バティスト・ヴェッケルラン(1821-1910):「愛とやさしさなくして」

マルク・モイヨン(バリトン)
アンジェリク・モイヨン(トリプル・ハープ)
ミリアム・リニョル(バス・ヴィオール)
2020年5-6月、フランス
★アンリエット・ド・コリニー(1623-1673)は、当時の女性としては大変珍しいことに、20歳で恋愛結婚をしました。夫が亡くなった後、母親の勧めでラ・スーズ伯爵と結婚させられることになりましたが、コリニーはいわば”愛のない事実婚”とでも言うべきスタンスを貫いた、大変自由な考えをもっていました。そんな彼女はまた大変な才能を持った文学者・詩人でもあり、彼女の詩には同時代人、および後世の人々が多数作曲しています。古楽を中心に活躍するバリトン(テノールとしても活躍)、マルク・モイヨンが、彼女の残した美しい詩の世界をたくみな情景描写で歌い上げます。マルクの姉(妹)にあたるアンジェリク・モイヨンは13-18世紀の音楽をハープで演奏しており、中世ハープ、ルネッサンス・ハープを奏でるほか、ドゥルス・メモワールなどでも演奏しています。マルクとはしばしば共演しています。

トレイラーはこちら→ https://youtu.be/N-B2-3bTfqQ
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