ヴィヴァルディ:《四季》ほか/テオティム・ラングロワ・ド・スワルテ

ド・スワルテ、《四季》を録音!
「春」のイメージに心躍るプログラム

  • アーティスト:テオティム・ラングロワ・ド・スワルテ、ル・コンソール
  • レーベル:HARMONIAMUNDI
  • 品番:HMM-902757
  • ジャンル: ジャンル クラシック 協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD
  • 入荷予定時期:2024年12月中旬

TRACK LIST

ヴィヴァルディ:《四季》ほか/テオティム・ラングロワ・ド・スワルテ

ヴィヴァルディ:
[CD1]
1. プレリュード~ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 RV268のカデンツァに基づく
2-4 ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 RV269「春」
5-7 ヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV315「夏」
8-10 ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 RV293「秋」
11-13 ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 RV297「冬」
14 アリア(モテット「まことの安らぎはこの世にはなく」RV630より)
[CD2]
1-3 ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 RV264
4-7 弦と独奏ヴァイオリンのための協奏曲 ト短調 RV155
8-17 グレゴリオ・ランプランツィ(1700以前-1750):《新しく珍しい流派の踊りDanze da Nuova e curiosa scuola de' balli teatral》世界初録音(O.フレ&ド・スワルテによるデュオ、トリオ編曲版/原曲は2つの旋律楽器と通奏低音のためのもの)〔ゾフィー・ド・バルドネッシュ(Vn)、ハンナ・ザルツェンシュタイン(Vc)、マリー=アンジュ・プティ(打楽器)、ジュスタン・テイラー(Cem)〕
18-21 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 RV292
22 ラルゴ(ファゴット協奏曲 ヘ短調 RV491より~ヴァイオリン編曲)
23 ラルゴ(ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 RV202より)
24 ジョルジョ・ジェンティーリ(1669頃-1730頃):アダージョ(トリオ・ソナタ イ長調 op.1-1より)

テオティム・ラングロワ・ド・スワルテ(指揮、ヴァイオリン)
ル・コンソール
ジュリー・ロゼ(ソプラノ/CD1-14)
録音:2024年7月、アルセナル・ド・メス、大ホール
★フランスの(バロック・)ヴァイオリン界の注目すべき新星、ド・スワルテが、《四季》を録音しました!アンサンブルはル・コンソール。チェンバロのジュスタン・テイラーの音色もそこかしこで冴え渡っています。ヴィヴァルディの生涯を描いた《Antonio Vivaldi, Concerti per una vita~協奏曲で描くヴィヴァルディの生涯》で、バロック・ヴァイオリンの新しき旗手であることを世界に印象付けたテオティム・ラングロワ・ド・スワルテは、ヴィヴァルディの《四季》によってヴァイオリンにあこがれ、??ロック音楽に興味をもつようになったといいます。ここでは《四季》を中心に、ヴィヴァルディのほかの作品や、同時代の作曲家たちの作品で調性などで親和性がある作品をあわせたプログラムで、「春」、すなわちあたらしい出発(再出発)、新しい誕生の喜びを祝っています。永遠に聴いていたくなるような2枚組です。
★ヴィヴァルディの作品は3世紀も昔に書かれていても、たとえば春のそよ風、木の葉のざわめき、ゆっくりとした雪解けなど、当時もあったであろう実体験を彷彿とさせ、音を通して過去、ヴィヴァルディ、当時の音楽家やこれを聴いていた人たちと対話できるようです。また、特にバロック音楽においては調性がそれぞれ象徴するイメージがあり(たとえばホ長調は「誕生」、ヘ短調は「死」や「受難」、変ホ長調は献身や祈り、神(あるいは死)との対話)、スワルテはここで調性や、イメージ的に関連ある楽曲を間に挟み込み、作品のイメージをより豊かに膨らませます。プログラム最後には、サン・マルコ教会のヴァイオリン奏者で、ヴィヴァルディの憧れの存在であったジェンティーリのイ長調のトリオ・ソナタのアダージョ楽章(ホ長調)を演奏、弦楽器の美しさにうっとりさせられます。また、「四季」の骨格となる民族舞曲に敬意を表し、。1716年にグレゴリオ・ランブランツィがアンソロジした、バッカスなどを称えるヴェネチア舞曲の組曲を世界初録音。《四季》だけでなく、ほかの作品も盛り込んで、季節のめぐりを寿ぎます。
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