ロンドン~1720年頃 コレッリの遺産

1720年頃、音楽盛んな都市だったロンドンの音楽風景

  • アーティスト:ラ・レヴーズ
  • レーベル:HARMONIAMUNDI
  • 品番:HMM-905322
  • ジャンル: ジャンル クラシック 音楽史/古楽 協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

ロンドン~1720年頃 コレッリの遺産

・ウィリアム・バベル(c.1690-1723):協奏曲 第2番 ニ長調 op.3(6つのフルートのための)
・フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):ソナタ第4番 ニ長調 op.1, H.4
・アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)/ヨーハン・クリステァイン・シックハルト(c.1681-1762)編:ソナタ第4番 ヘ長調 op.6(合奏協奏曲op.6-1&2より)
・ヨーハン・クリスティアン・シックハルト:協奏曲第2番 イ短調 op.19
・ヘンデル:ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ ト短調 HWV 364b/オペラ「アドメート」よりアリア”Spera si mio caro bene”
・ニコラ・フランチェスコ・ハイム(1678-1729)/ピエトロ・チャブ編曲:Thus with thirst my souls expiring(A.スカルラッティのIl pirro e Demetrioのロンドン上演時翻案より)

ラ・レヴーズ
〔バンジャマン・ペロー(テオルボ)
フロランス・ボルトン(バス・ド・ヴィオール)ほか〕
録音:2019年10月、パリ
★18世紀初頭、コレッリ(1653-1713)の影響はヨーロッパに広く及んでいました。1720年代のロンドンでは、音楽に対する需要が高まり、多くの外国人芸術家がロンドンに移り住んできました。ロンドンの人々は音楽を愛し、イタリアの最高のヴァイオリニストたちを惹き付けたと考えられます。1714年には、コレッリのもっとも傑出した弟子の一人、ジェミニアーニがロンドンに到着、瞬く間に人気を博しました。コレッリのヴァイオリンのための作品は、よりアマチュアが手に取りやすいリコーダー用に編曲されました。ここに収録された合奏協奏曲op.6も、2つのリコーダーと通奏低音のために編曲され、楽曲順も並び変えられものです。また、バベルの協奏曲は、当時の人気リコーダー奏者が、オペラの幕間に演奏したものです。18世紀初頭のロンドンは音楽が盛んで、同時にリコーダーの最後の栄光の時代でもありました。当時のリコーダー奏者たちが聴衆を魅了している様子が目に浮かぶような、楽しくも華やかな編曲に心躍る1枚となっております。
★ラ・レヴーズは、バンジャマン・ペローとフロランス・ボルトンによって設立された古楽アンサンブル。これまでにMIRAREからもリリースがありましたが、ハルモニアムンディからの登場となります。17-18世紀の音楽をメインのレパートリーとしています。
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