ピエール・アンリ(1927-2017):
CARNET DE VENISE(ヴェニス記)~モンテヴェルディの時代のヴェニスへのいざない
スタジオ・SON/RÉ(2002年)
★フランスの現代音楽作曲家、ミュジーク・コンクレートの第1人者、ピエール・アンリによる、モンテヴェルディ時代のヴェニスへのいざない。ここでは「CARNET DE VENISE(ヴェニス記)~モンテヴェルディの時代のヴェニスへのいざない」と題し、モンテヴェルディのマドリガーレ風な作品を導入に、カモメの鳴き声やゆきかうゴンドラの櫂の音など、ヴェニスの町の様々な音を電子音で表現したトラックが続き、その後も古楽風のトラックと電子音のトラックが入り混じりながら作品は進みます。2003年、ナントで行われたラ・フォル・ジュルネ音楽祭の委嘱作品ということで、ジャケットにはフォル・ジュルネ音楽祭のプロデューサーのレーベルMIRAREのロゴもあしらわれた共同制作盤となっております。