Folies parisiennes~パリの熱狂 / ロマン・ルルー、ジュリアン・ジェルネ

フランストランペット界の旗手、ロマン・ルルー
19世紀の楽器を用いてのベル・エポック作品集

  • アーティスト:ロマン・ルルー、ジュリアン・ジェルネ
  • レーベル:HARMONIAMUNDI
  • 品番:HMM-905381
  • ジャンル: ジャンル クラシック 室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Folies parisiennes~パリの熱狂 / ロマン・ルルー、ジュリアン・ジェルネ

1. オネゲル(1892-1955):イントラーダ
2. エネスコ:伝説
3-5. ガーシュウィン(1898-1937):3つのプレリュード(トランペットとピアノのための編曲/リデヌールによる)
6. ラヴェル(1875-1937):ヴォカリーズ・エチュード「ハバネラ形式で」(トランペットとピアノ版/ロマン・ルルーによる)
7. フォーレ(1845-1924):バルカローレ 第1番 イ短調 op.26
8. イベール(1890-1962):即興曲
9-11. プーランク(1899-1963):ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタ
12. ドビュッシー(1862-1918):ゴリオーグのケークウォーク(トランペットとピアノ版/マヌエル・ドゥートルラン編曲)
13. ジャン=バティスト・アルバン(1925-1889):ファンタジー・ブリランテ
14. マルセル・ビッチ(1921-2011):スカルラッティのテーマに基づく変奏曲
15. プーランク:エッフェル・タワー・ポルカ(将軍の演説)
16. フォーレ:無言歌 第3番 変ロ長調 op.17-3(ピアノ・ソロ)
17. ガーシュウィン:Someone to Watch Over me

ロマン・ルルー(コルネット、ヴァルヴ・トランペット、トランペット/7, 16以外)
使用楽器:ピストン式コルネット、B♭管、アントワーヌ・クルトワ、Mille successeur, 1862-1865頃製作、1880年頃修復)[6,13,14]
ピストン式トランペット、B♭管、フォンテーヌ・ベッソンに捧げられた、1935-1939年頃[3-5, 17]
ピストン式トランペット、アンリ・セルマー「Sabarich」、1958年製 [1,2,8-12]
トランペット、アドリアン・ジャミネ「Alfred」[15]

ジュリアン・ジェルネ(ピアノ/1929年製ガヴォー・ピアノ)
ギョーム・コテット=ドゥムーラン(トロンボーン/9-11)
ブノワ・ド・バルソニ(ホルン/9-11)
アドリアン・ジャミネ(トランペット/15)
★フランスのトランペットの旗手、ロマン・ルルーによる新譜は、19世紀末から世紀初頭、いわゆるベル・エポック期にパリで生み出された名器を用いての録音。1889年、パリで万博が開かれ、この年だけで1000ものオペラ公演と、350を超すオーケストラ演奏会が催されました。パリの楽器メーカーも百花繚乱、アントワーヌ・クルトワはその中でもずば抜けて優れた楽器を生み出し、優れた奏者ジャン=バティスト・アルバンらが存在していました。ほかにもセルマー(クラリネットでも知られる)や、ベソンなど、名だたる工房がひしめきあっていました。また19世紀末はジャズの音楽がクラシック界にも大きな影響を与えた時期でもありました。ロマン・ルルーとその友人たちは、このベル・エポックの時代から20世紀前半に焦点をあて、当時の優れた楽器を用いて、意欲的なプログラムを展開、演奏会場の熱気を再現しています。
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