ハルモニア・ムンディ60周年記念ボックス1 ≪1958-1988≫ 革命の時代

60年の歴史をもつレーベルの
選りすぐり名盤の楽曲を集めた限定ボックス2種
特別価格で同時リリース!
2巻でトータル34CD、約50時間

第2巻はこちら!

  • アーティスト:V.A.
  • レーベル:HARMONIAMUNDI
  • 品番:HMX-2908904
  • ジャンル: ジャンル クラシック 音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:16CD
  • 付属品:日本語帯・ブックレット訳つき(曲目解説・歌詞はオリジナルブックレット・日本語ブックレットとも含まれません)

TRACK LIST

ハルモニア・ムンディ60周年記念ボックス1≪1958-1988≫ 革命の時代



Ⅰ.オルガンへの情熱

[CD1]

スペイン/トルヒーリョのオルガン

~サン=マルタン教会の作者不明のオルガン(18世紀初頭)



「カール5世の宮廷での音楽」

1.(作曲者不詳):Te matrem Dei laudamus

2.フランシスコ・ソト・デ・ランガ(1534-1619):Tiento

3.ニコラ・ゴンベール(c.1500-1556):「Fabordón llano y fabordón glosado」

4.フランシスコ・ソト・デ・ランガ:Tiento

5.ジョスカン・デプレ(c.1450-1521):キリエ

6.ジョスカン・デプレ:Tres,3声の作品

7.作曲者不詳:ヴィリャンシーコ「Jesuvristo hombre y dios」

8.作曲者不詳:賛歌「Sacris Solemnis」

9.作曲者不詳:カンシオン「Je vous…」

10.トマス・クレキリオン(c.1505-1557):カンシオン「Pour ung plaisir」

11.クレマン・ジャヌカン(c.1495-c.1560):カンシオン「Réveillez-vous coeursendormis」

12.フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654):Tiento de medio registrode tiple de 4° tono

13.フランシスコ・コレア・デ・アラウホ:Tiento de medio registro de baxonde 6° tono



フランシス・シャプレ(オルガン)

録音:1966年4月



「フェリペ2世の宮廷の音楽」

アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):

14.三つの輝かしい光

15.第1旋法によるティエント

16.第1旋法によるマニフィカト

17.第2旋法によるティエント

18.サクロルム・アーメンに基づく第1旋法による第4節

19.我らのマリア

20.アヴェ・マリアの星に基づく三つのディフェレンシア

21.「不幸が私をおそい」によるティエント

22.第1旋法に基づくティエント

23.ドゥルス・メモワール(ヘルナンド・デ・カベソンに捧げられた?)



フランシス・シャプレ(オルガン)

録音:1966年4月



【フランス】

マロセーヌのオルガン/オルガン:シャルル・ボワスリン(1712年製)

ゲオルク・ムッファト:(c.1653-1704):

24.トッカータ第10番 ニ長調

25.トッカータ第2番 ト短調

26.トッカータ第9番 ホ短調

27.トッカータ第3番 イ短調

28.トッカータ第5番 ハ長調

29.トッカータ第1番 ニ短調



ルネ・サオルジャン(オルガン)

録音:1973年7月



[CD2]

イタリアブレシアのオルガン~サン・ジュゼッペ教会のグランツィアディオ・アンテニャーティ

(1581年製)

フレスコバルディ(1583-1643):フランス風カンツォーネ

1.第5番 ラ・ベルロフォント

2.第6番 ラ・ペゼンティ

3.第7番 タルディーティ

4.第9番 ラ・クエリーナ

5.Ricercare Decimo

6.カンツォーネ第1番(1626)



ルネ・サオルジャン(オルガン)

録音:1967年3月



バスティアのオルガン

聖マリア教会聖堂、セラッシのオルガン(1844年製)



フレスコバルディ:

7.バス・オブリガートつきのリチェルカーレ

8.聖餐式のためのトッカータ

9.カンツォーネ「ラ・ロヴェッタ」第1番

10.ベルガマスク



ルネ・サオルジャン(オルガン)

録音:1963年8月



ドイツ

トレベルのキリスト教会のオルガン

ヨハン・ゲオルク・シュタイン父のオルガン(1777年製)

パッヘルベル:

11.トッカータ ハ長調

12.シャコンヌ ヘ短調

13.パルティータ「目覚めよ、わが心よ」

14.リチェルカール ハ短調

15.パルティータ「神の御業はすべて善きことなり」

16.ファンタジア ト短調



ヘルムート・ヴィンター(オルガン)

録音:1965年2月



[CD3]

Ⅱ.古代の発見

1-10「古代ギリシアの音楽」

〔序奏「-オレステース」のスタシモン-コントラポリノポリスの器楽曲断片-デルポイのアポロン讃歌Ⅰ-テクメッサの嘆き-パピルス-ウィーン29825-太陽神への讃歌-ミューズ(ムーサ)への讃歌-ネメシスへの讃歌-パピルス・ミシガン-アエナオイ・ネフェライ(不断に流れる霊)〕



アトリウム・ムジケー古楽合唱団

グレゴリオ・パニアグワ(指揮)

録音:1978年6月



11-13.ゴール(ガリア)のアレルヤ



イーゴル・レズニコフ(声)

録音:1979年12月



14-17.グレゴリオ聖歌(キリストのエルサレム入城)

Gloria laus、Cum audisset、Collegerunt pontifices、Popule meus



アルフレッド・デラー(カウンターテナー)、デラー・コンソート

録音:1971年



18-20.7-8世紀のローマ教会の聖歌

アレルヤ(O Pimenon ton Israhil)、入祭唱(Resurrexi)、アレルヤ(Epi siKyrie)



アンサンブル・オルガヌム

マルセル・ペレス(指揮)

録音:1985年8月



[CD4]

Ⅲ.ルネッサンスからバロックへ

1-6.マレンツィオ:5声のマドリガーレ(1595年、第7巻より)

・「つれないアマリッリ」、「親愛なる森よ」、「Questi vaghi concenti」



アンサンブル・クレマン・ジャヌカン

ドミニク・ヴィス(指揮)

録音:1989年4月



7-8.マレンツィオ:6声のマドリガーレ

・「Come inanti de l’alba」、「Del cibo onde il signor」



コンチェルト・ヴォカーレ

ルネ・ヤーコプス(指揮)

録音:1981年8月



9.カッチーニ(1551-1618):アマリッリうるわし

10.ボットリガーリ(1531-1612):Mi parto

11.モンテヴェルディ:「横になりなさい、ポッペア」(ポッペアの戴冠より)

12.モンテヴェルディ:「あなたはかつて私のものだった」(戦いと愛のマドリガル集より)



ルネ・ヤーコプス(カウンターテナー)

コンラート・ユングヘーネル(リュート)

録音:1985年6月



13-19.ジェズアルド(1560-1613):5声のマドリガーレ

〔第3巻より第3,8,9,10曲/第4巻より第1,11,18曲〕



レザール・フロリサン

ウィリアム・クリスティ(指揮)

録音:1987年7月



20.モンテヴェルディ:タンクレディとクロリンダの戦い(マドリガーレ集第8巻より)

クレマンシック・コンソート

ルネ・クレマンシック

録音:1975年12月



Ⅳ.バロック・レボリューション

[CD5]

1-6.ダウランド:リュート歌曲

〔「Come again, sweet love」、「I saw my lady weep」、「Orlando sleepeth」、「Shall I sue?」、「In darkness let me dwell」、「Come, heavy Sleep」〕



アルフレッド・デラー(カウンターテナー)

ロバート・スペンサー(リュート)

録音:1977年9月



7-14.パーセル:歌劇『アーサー王』より序曲、第1幕第2場、第2幕、第3幕第2場

デラー・コンソート



キングズ・ミュージック

アルフレッド・デラー

録音:1978年10月



[CD6]

1-9.パーセル:歌劇『アーサー王』より第4幕第2番、第5幕第2場



デラー・コンソート

キングズ・ミュージック

アルフレッド・デラー

録音:1978年10月



10-13.パーセル:歌曲

〔「Retired from any mortal’s sight」、「Music for a while(嘆きの歌)」、「Sincefrom my dear Astrea’s sight」、「O Solitude」〕



アルフレッド・デラー(カウンターテナー)

ヴィーラント・クイケン(バス・ヴィオール)

ウィリアム・クリスティ(チェンバロ)

ロバート・エリオット(オルガン)

ジェーン・ライアン(バス・ヴィオール)

録音:1979年3月



[CD7]

1-13.シュッツ:小宗教的コンツェルト(クライネ・ガイストリッヒェ・コンチェルト)

〔Habe deine Lust an dem Herren SWV 311 (S, A)/O Jesu nomen dulce SWV308 (A)/

Wohl dem, der nicht wandelt SWV 290 (S, A)/Eile, mich, Gott, zuerretten SWV 282 (S)/

Was betrübst du dich, meine Seele SWV 353 (S, A) */Herr unser Herrscher SWV 343 (S) */

Wie ein Rubin SWV 357 (S, A) */Osüsser, o freundlicher SWV 285 (S)/

Was hast du verwirket SWV 307 (A) /Bone Jesu SWV 313 (S, A)

Bringt her dem Herrn SWV 283 (A)/Ihr Heiligenlobsinget SWV 288 (SA)/

Herzlich lieb hab ich dich o Herr SWV 348 (A) *〕



コンチェルト・ヴォカーレ〔セバスティアン・ヘンニヒ(ソプラノ)、ルネ・ヤーコプス(アルト)、

ウィリアム・クリスティ(オルガン)、クリストフ・コワン(チェロ)、

コンラート・ユングヘーネル(アーチリュート)、ミホコ・キムラ、

シュタース・スヴィエルストラ(ヴァイオリン)〕

録音:1982年4月30-5月2日



14-19.シュッツ:ムジカーリッシェ・エクセクヴィーエンop.7

〔モテット「それほどに神はこの世を愛されました」SWV380、

モテット「今よりのち主にあって死ぬ者は幸いです」SWV 391、

モテット「わたしはキリストのもとに去ります」SWV 379、

小宗教的コンチェルト 作品9より「わたしは復活である」SWV 324、

小宗教的コンチェルト 作品8より「おお、愛する主なる神」SWV 287、

モテット「天は神の栄光を物語り」SWV 386〕



ラ・シャペル・ロワイヤル

フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)

録音:1987年1月



[CD8]

1-12.J.S.バッハ:マニフィカト BWV 243

バーバラ・シュリック、アニェス・メロン(ソプラノ)

ジェラール・レーヌ(アルト)

ハワード・クルック(テノール)

ペーター・コーイ(バス)

ラ・シャペル・ロワイヤル

コレギウム・ヴォカーレ・ゲント

フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)

録音:1990年1月



13.J.S.バッハ:マタイ受難曲よりアリア「神よ、憐れみたまえ」

ルネ・ヤーコプス(アルト/カウンターテナー)

シャペル・ロワイヤル

コレギウム・ヴォカーレ

フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)

録音:1984年9月



14-25.ペルゴレージ:スターバト・マーテル



コンチェルト・ヴォカーレ〔セバスティアン・ヘンニヒ(ソプラノ)、ルネ・ヤーコプス(アルト)、

ディルク・フェルミューレン(ヴァイオリン)、シュタース・スヴィエルストラ(ヴァイオリン)、

ルツ・ヘスリング(アルト)、リヒテ・ファン・デル・メーア(チェロ)、

アンソニー・ウッドロウ(ヴァイオリン)、ヨハン・フユス(オルガン)〕

録音:1983年4月



[CD9]

1-14.ピエトロ・アントニオ・チェスティ(1623-1669):歌劇「オロンテア」(抜粋)

〔3幕のオペラ/台本:ジャチント・アンドレア・チコニーニ〕



ルネ・ヤーコプス(指揮)

コンチェルト・ヴォカーレ

フィロソフィア:アンドレア・ビアバウム(メゾ・ソプラノ)

アモーレ、ティブリーノ:チェッティーナ・カーデロ(ソプラノ)

オロンテア:ヘルガ・ミューラー・モリナーリ(メゾ・ソプラノ)

クレオンテ:グレゴリー・ラインハルト(バス)

ほか

録音:1982年8月



[CD10]

1-16.ジャン=バティスト・リュリ(1621-1687):アティス(抜粋)

〔フィリップ・キノーの台本による5幕のオペラ〕



ギ・ド・メイ(テノール/アティス)、ギユメット・ロランス(メゾ・ソプラノ/シベレ)、

アニェス・メロン(ソプラノ/メリッス) ジャン=フランソワ・ガルデイユ(バリトン/セレヌス)ほか

ウィリアム・クリスティ(指揮)レザール・フロリサン

録音:1987年1月



17-25.ジャン=バティスト・リュリ(1621-1687):町人貴族(モリエールによる戯曲)

ロンドン・オーボエ・バンド

マリー=アンジュ・プチ(パーカッション)

ポール・グッドウィン

録音:1994年1月



[CD11]

1.ジャック・ダニカン・フィリドール(1657-1708):ティンパニ行進曲



マリー=アンジュ・プチ

録音:1988年10月



2-11.マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):テ・デウムH.146



レザール・フロリサン

ウィリアム・クリスティ(指揮)

録音:1988年10月



12-16.ミシェル=シリャール・ド・ラランド(1657-1726):王の夕餐のためのサンフォニーより 第12組曲(抜粋)



ラ・サンフォニー・ドゥ・マレ

ユーゴ・レーヌ(指揮)

録音:1990年7月



17-32.ラモー:優雅なインドの国々(作曲者自身による、エアとダンスのクラヴサン編曲)



ケネス・ギルバート(チェンバロ/ドンゼラーグ(1716))

録音:1979年5月



Ⅴ.スコアを見る新鮮な眼

[CD12]

1-7.モーツァルト:教会ソナタ〔変ロ長調 KV212、変ホ長調 KV67、変ロ長調KV68、ヘ長調 KV145

、ヘ長調 KV224、ヘ長調 KV244、ハ長調 KV336〕



ロンドン・バロック

録音:1984年3月



8-11.ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調「英雄」(リストによるピアノ編曲版)



ジョルジュ・プルーデルマシェール(ピアノ)

録音:1985年9月



[CD13]

1-3.ヨーハン・ショーベルト(c.1635-1767):ピアノ四重奏曲 ヘ短調 op.7-2



ルッチャーノ・スグリッツィ(Pf)、キアラ・バンキーニ(Vn)、ヴェノニク・メジャン(Vn)、

フィリップ・ボスバッハ(Vc)

録音:1988年10月



4-7.ショーソン:コンセール op.21



レジス・パスキエ(Vn)、ジャン=クロード・ペヌティエ(Pf)、ジュヌヴィエーヴ・シモノ(Vn)、

ロラン・ドガレイユ(Vn)、ブリュノ・パスキエ(Vla)、ロラン・ピドゥー(Vc)

録音:1983年11月



8-13.ヴィクトル・ユゴーの詩による歌曲】

〔グノー:セレナード/ビゼー:ギター/ドリーブ:エグローグ/フランク:もし男の子なら/フォーレ:蝶と花〕



フェリシティ・ロット(ソプラノ)

グラハム・ジョンソン(ピアノ)

録音:1984年10月



[CD14]

1-7.フォーレ:レクイエム(1893年版)



アニェス・メロン(ソプラノ)、ペーター・コーイ(バリトン)

サン=ルイ児童合唱団

アンサンブル・ムジク・オブリク

ラ・シャペル・ロワイヤル

フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)

録音:1988年9月



8-11.ブラームス:2つのモテットop.29、2つのモテットop.74



ラ・シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント

フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)

録音:1983年4月



Ⅵ.20世紀

[CD15]

1-4.シェーンベルク:5つのピアノ曲 op.23/組曲 op.25/3つのピアノ曲

op.11/6つの小さなピアノ曲 op.19



クロード・エルフェ(ピアノ)

録音:1969年



ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):ラボリントゥス2(1963/65)

5.第1部

6.第2部



クリスティアーネ・ルグラン、ジャネット・ボーコモン(ソプラノ)

クロディーヌ・ミュニエ(コントラルト)

エドアルド・サングイネティ(話者)

アンサンブル・ミュジク・ヴィヴァント

コラール・エクスペリメンタール

ルチアーノ・ベリオ(指揮)

録音:1969年



VII.世界への窓 [CD16]

1.イランの音楽(6拍子の即興)



ジャムシド・シェミラーニ(ザルブ)(録音:1976年8月)

アラブ=アンダルシアの音楽

2.ムサッダル-サナア

3.ムシャルヤ-トゥシア-サナア



グレゴリオ・パニアグワ(指揮)

アトリウム・ムジケー古楽合奏団

録音:1976年10月



4-6.ビザンツ聖歌〔Chant de Communion de la Liturgie de Jeudi Saint

(Iqbalni-l-yawm)/L'Apostikhon de l'Office de Mercredi Sain(t Ya rabbi)/

14e Antienne de l'Office de Vendredi Sain(t Alyāwma-’Ulliga)〕



マリー=キーロウズ修道女

録音:1989年6月



7-9.コルシカ島の聖歌〔U primu fiore/Lettera a Mamma/Ponte novu〕

マルセル・ペレス(指揮)、エ・ヴォーチェ・ディ・ウ・クムネ

録音:1986年11月



10-13.古楽療法「タランテラ」〔ナーナ・アンダルーサ(アンダルシアの子守歌)/

アンティドトゥム・タラントゥレー(毒グモの解毒剤)/コレア(舞曲)/

ナポリのタランテラ;フリギア旋法~ブクステフーデの固執低音によるナポリのタランテラによる

リトルネロ~われは喜ぶ:詩篇第121番〕



グレゴリオ・パニアグワ(指揮)

アトリウム・ムジケー古楽合奏団

録音:1976年10月



14-17.スペインのフォリア〔生命の泉~天使的早発性痴呆の~ソファミレドによる/

途方もなき~微小なる栄光の~ガラスの/通俗的なる/人々に知られざる

~そこはかとなく やわらかき/天界的忍耐の~偽装的逃亡および凱旋の車〕



グレゴリオ・パニアグワ(指揮)

アトリウム・ムジケー古楽合奏団

録音:1980年6月

★ハルモニア・ムンディは、1958年に産声を上げました。それから60年にわたり、実に何千もの録音を世に出してきました。そのクオリティの高さと独自性、そしてアーティストとの深い結びつきは今なお他の追随を許しません。このたび、60年を記念し、これまでのハルモニア・ムンディの歩みを振り返る内容のボックスが発売されます。2つのボックスで、60年の歴史が30年ずつに分けられてプログラムが組まれています。1つ目のボックスは、≪革命の時代≫と題し、レーベルが生まれてから30年間を振り返るもので、サン=ミシェル=ド・プロヴァンスの高地でレーベル黎明期を支えたアーティストたちによる、古楽へのあくなき探求を中心に収録されております。レーベル創設者、故ベルナール・クータツの妻で元ミュージック・ディレクターおよびプロダクション・ディレクターを務めた、エヴァ・クータツ氏のインタビューが掲載されています(日本語訳あり)。2つ目のボックスでは、≪ファミリー・スピリット≫と題し、1988年から現在までを振り返ります。「アティス」や「マタイ受難曲」での成功の後、レーベル黎明期を支えたアーティストたちの精神を受け継ぐ次世代の音楽家たちの演奏を中心に構成されています。こちらには、現在ハルモニア・ムンディ・レーベルでプロダクション・ディレクターを務めるクリスティアン・ジラルダン氏のコメントが寄せられています(日本語訳あり)。なお、いずれの巻も、曲目解説や歌詞テキストは掲載されておりません。

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