ラボーのマンリーコ!!!
1964年のヴェルディ「トロヴァトーレ」、完全初出!
- アーティスト:フラヴィアーノ・ラボー
- レーベル:BONGIOVANNI
- 品番:HOC-085
- ジャンル: ジャンル クラシック 歌劇
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
- その他の製品情報:A D D
- 収録時間:126分19秒
ラボーのマンリーコ!!!
1964年のヴェルディ「トロヴァトーレ」、完全初出!
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」
フラヴィアーノ・ラボー(Tマンリーコ)
アンナ・デ・カヴァリエーリ(Sレオノーラ)
マリア・モルクィート(Msアズチェーナ)
ホルヘ・ボット(Brルーナ伯爵)
フアン・カルボンネル(Bsフェランド)
マリタ・ペルドーモ(Sイネス)
セザール・ヴィシコンテ(Bs老ジプシー)
ホセ・ルイス・パルマ(T伝令)
ニーノ・スティンコ(指)ウルグアイ国立ソドレ管弦楽団、合唱団
録音:1964年9月、ウルグアイ、モンテビデオ
★ラボーのマンリーコがついにCDになりました!イタリアの偉大なテノール、フラヴィアーノ・ラボー(1927―1991)は、1960年代を中心に人気を誇ったものの、録音が極めて少なく、ファンを残念がらせています。ヴェルディにピッタリの声を持ったラボーは「トロヴァトーレ」のマンリーコを得意として度々歌っていたものの、正規の録音を残せなかったばかりか、ライヴ録音の発掘も進んでいませんでした。今回登場したCDは1964年9月、ウルグアイの首都モンテビデオで上演された「トロヴァトーレ」のライヴ録音です。このうち第3幕第2場だけは以前HOC 074(プッチーニ「トスカ」全曲の余白に収録)で聞くことができました。重過ぎず軽すぎず極めて適切な声で、情熱をたっぷりこめつつも歌い崩しを許さないラボーの絶妙な歌は実に素晴らしいものです。レオノーラのアンナ・デ・カヴァリエーリは、本名をアン・マックナイトというイリノイ州オーロラ生まれの米国人ソプラノ。トスカニーニに認められ本名でプッチーニ「ボエーム」のムゼッタを歌っていましたが、1950年代にイタリアに渡りアンナ・デ・カヴァリエーリの名前でプリマドンナとして活躍しました。彼女も録音が少ないのでこの録音はありがたいもの。かなり力のあるソプラノだったことが分かります。
1964年のライヴとしてはまずまず聞ける方の音です。
なおCDにはオーケストラ、合唱団名と録音月が記載されていませんが、記録によると上記の通りです。ソドレとは上演が行われたモンテビデオの劇場の名前です。