★ソリス・ストリングス・カルテットは、ヴァイオリン奏者のチェンツォ・ディ・ドンナを筆頭にした弦楽四重奏団。ルイジ・デ・マイオ(ヴァイオリン)、ジェラルド・モローネ(ヴィオラ)、アントニオ・ディ・フランシア(チェロ、ギター、編曲)が在籍している。
★サラ・ジェーン・モリスは、イギリス・サウサンプトン出身の女性歌手。ポップス、ジャズ、ロック、R&Bのジャンルで活躍し、作詞作曲もこなし、声域は脅威の4オクターブ。イタリアでの人気は、1991年、リカルド・コッチャンテとのペアを組みサンレモ音楽祭で優勝したことがきっかけ。IRMAレコードをはじめとするイタリアのアーティストやレーベルとのコラボレーションを開始。ミラノのブルーノートに最も頻繁に登場するゲストの一人となった。
★今作は、ソリス・ストリングス・カルテットとサラ・ジェーン・モリスのコラボ作。ビートルズの数多の名曲に、室内楽、ファンク、ジャズなどの様式的なサウンドを取り入れた統一感のあるムードで、11曲から構成されている。単なるビートルズの""模倣""ではなく、オリジナルの強みを尊重しながら、同時に非凡で刺激的な独創性に溢れた世界を作り上げている。