- アーティスト:Pierre Perchaud - Nicolas Moreaux - Jorge Rossy
- レーベル:JAZZ&PEOPLE
- 品番:JPCD-816001
- ジャンル: ジャンル ジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
Fox
Pierre Perchaud - Nicolas Moreaux - Jorge Rossy
JPCD-816001
Pierre Perchaud - Nicolas Moreaux - Jorge Rossy / Fox
1. Paloma (Perchard)
2. And I Love Her (Lennon-McCartney)
3. Fox (Perchard)
4. Vol de nuit (Perchard)
5. Strange Animal (Perchard)
6. Moon Palace (Moreaux)
7. Pour Henri (Perchard)
8. Whisperings (Moreaux)
9. Ya-Ya (Perchard)
10. Paloma Sonando
メンバー:Pierre Perchaud(g), Nicolas Moreaux(b), Jorge Rossy(ds)
★ダニエル・イヴィネックが音楽監督をつとめた時代にONJ(オルケストラ・ナショナル・ド・ジャズ)のメンバーに抜擢され、活躍。ピエール・ド・ベスマン、またクリス・チークといったアーティストを迎えた自身のリーダー作もリリースしている若手フランス人、ギタリストPierre Perchaud。ティグラン・ハマシアン、オリヴィエ・ボーゲとの共演、またピエールもメンバーに加えたジェレミー・ウデンとのベルヴィル・プロジェクトで話題のベーシスト、ニコラ・モレノウ。そして、言わずもがな、ブラッド・メルドウの初録音作品のドラマーをつとめたホルヘ・ロッシーによる注目のギター・トリオ作品。
3人の生まれはヨーロッパですが、サウンド的には、90年代のブルックリン・サウンドを経過したNYコンテンポラリーなサウンドを感じさせます。ギタリストのピエールは、ジョン・スコフィールド、そしてカート・ローゼンウィンケルから影響を受けたと、ライナーでも語られているとおり、シングル・トーンによるうねるようなソロ・フレーズしかり、スペイシーなコード感覚しかり、一聴すれば、確実にそれらの系譜に連なるギタリストであることをうなずけますし、どことなくアメリカの大平原を感じさせるようなカントリー・ムードもあったりします。
ベルヴィル・プロジェクトのコンセプト自体が、ジャズ的な曲の中に、フランス的な要素と、アメリカンなフォーク、ロック、カントリー・ミュージック、そして、映画音楽の要素をミックスすると表明したものでもあり、本作は、ヨーロッパ出身のミュージシャンのみで、そのサウンドを実現したという位置づけともいえそう。ボーダレスになる時代を象徴する注目のギター・トリオの登場です。"