◆フランスのベーシスト/作曲家で、ホルヘ･ロッシー参加のバンド‘Fox’でも活躍し、同バンドの最新作『Pelican Blues』(2017)ではクリス･チークと共演、また自己名義の作品ではティグラン･ハマシアンやペリコ･サンビート等と共演するなど、精力的に活動するニコラ･モロー。
◆今作は、フランスの注目サックス奏者/作曲家のオリヴィエ･ボーゲが参加。自身の作品でもサックス以外の様々な楽器を自身で演奏しているが、今作ではピアノも担当する。
◆ベーシストらしい力強いリズミックなベース･ラインに、2管のハーモニー、エレキ･ギターの広がる音色、ツイン･ドラムで、なんともリッチなサウンドとなっている。またそんな中で、3曲目、5曲目などの抒情的なバラードが作品の幅をグッと広げる。
◆6人のユニークなアンサンブルで、作曲家としてのニコラ･モローも存分に楽しめる、コンテンポラリー作品。