カントキューブ(canto cube)
隠岐速人(テノール)
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。バリトンとして第13回国際マリオランツァコンクールファイナリスト(イセルーニャ/イタリア)、第48回日伊声楽コンコルソ入選(日本)。2013年から1年間のイタリア留学を機にテノールに転向。帰国後テノールとして『ラ・ボエーム』や『椿姫』等に出演。また、ベートーヴェン『第九』をはじめ、オラトリオなどのソリストとして出演している。2019年ニューヨークに留学し、その間IVAIに特待生として参加。第16回アルタムーラ/カルーソヴォイスコンペティションファイナリスト。2017年Théâtre Lyrichorégra 20主催国際ガラコンサート(モントリオール)に出演。国分寺音楽連盟会員。
高橋洋介(バリトン)
東京芸術大学卒業。同大学院修士課程修了。新国立劇場オペラ研修所修了後、文化庁海外派遣制度で渡英し、ロイヤルオペラハウス・ヤングアーティストプログラムにゲストとして参加し研修を積む。その後シュトゥットガルト音楽演劇大学コンタクトシュトゥディウムにて研修を積む。現在、東京音楽大学にて演奏研究員として勤務する他、気鋭の若手バリトン歌手としてオペラやコンサートなどに多数出演。東京音楽コンクール第2位及び聴衆賞。コンセール・マロニエ21第1位。ザンドナーイ国際コンクールファイナリスト。
https://yosuke-takahashi-bariton.amebaownd.com/
後藤春馬(バス・バリトン)
国立音楽大学卒業。新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてロンドンに渡り、英国ロイヤル・オペラ・ハウスのジェット・パーカー・ヤング・アーティスト・プログラムにゲスト歌手として参加し研修を積む。その後、アムステルダム音楽院のオランダ国立オペラ・アカデミーを修了。パシフィック・ミュージック・フェスティバルに合格し、ファビオ・ルイージ指揮のコンサートにソリストとして出演。また、オーケストラ・アンサンブル金沢定期公演にて『セヴィリアの理髪師』 バジリオ役にてマルク・ミンコフスキとの共演を果たす。オランダにて『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ役を歌い欧州デビューし、『ラ・ボエーム』 コッリーネ役、『仮面舞踏会』サムエル役など数々のオペラに出演。オランダ・コンセルトヘボウでのコンサート等にも出演。またベートーヴェン『第九』、ロッシーニ『小荘厳ミサ曲』等のソリストもつとめている。二期会会員。所属:株式会社二期会21。
長井進之介(ピアニスト/音楽ライター)
国立音楽大学演奏学科鍵盤楽器専修(ピアノ)卒業、同大学大学院修士課程器楽専攻(伴奏)修了を経て、同大学院博士後期課程音楽学領域単位取得満期退学。在学中、カールスルーエ音楽大学に交換留学。DAAD(ドイツ学術交流会)「ISK」奨学生としてライプツィヒにも短期留学。アンサンブルを中心とした演奏活動と並行し、2007年度〈柴田南雄音楽評論賞〉奨励賞受賞(史上最年少)を機に音楽ライターとして活動を開始。『音楽の友』、『レコード芸術』、『ぶらあぼ』、『MOSTLY CLASSIC』などでレギュラー執筆を担当している他、クラシック専門インターネットラジオ番組「OTTAVA Fresca」(平日午前9:00~12:00)木・金曜日プレゼンターを担当。その他、ピティナ・ホームページや学研『おんがく通信』で連載をもち、レクチャーコンサートや司会、翻訳(英および独語)も行うなど、幅広く活動を展開している。著書に『OHHASHI いい音をいつまでも―幻の国産ピアノ“オオハシ”を求めて』(創英社/三省堂書店)、『マンガで教養 はじめてのクラシック』(朝日新聞出版社:共著)『ベートーヴェンとピアノ』(音楽之友社:編集協力)、『歌はいきなり上手くなります!小坂明子の美味しいヴォーカル・メソッド』(言視社: 構成)がある。日本音楽学会正会員、ピティナ研究会員。現在、ナレーションの研鑽も積んでおり、「テレビ朝日アスク」ナレーション養成プロ科を修了。