『Nostalgia』~クライスラー:ヴァイオリン小品集

「クライスラーの魅力が最大限に、これぞまさしく歴史に残る名演奏」假屋崎省吾(華道家)

情熱のヴァイオリニスト鷲見恵理子が全身全霊で挑んだオール・クライスラー・プログラム!
聴き手の魂を揺さぶる名演がここに誕生。

  • アーティスト:鷲見恵理子、エミィ・トドロキ・シュワルツ
  • レーベル:KING INTERNATIONAL
  • 品番:KKC-086
  • 国内盤:(国内企画)
  • ジャンル: ジャンル クラシック 器楽曲
  • 価格:¥3,300 (税込)
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:DDD
  • 収録時間:76:41
  • 付属品:日本語帯・解説付

TRACK LIST

『Nostalgia』~クライスラー:ヴァイオリン小品集

フリッツ・クライスラー(1875-1962):
①プニャーニのスタイルによるテンポ・ディ・メヌエット
②オペレッタ《オペラ座舞踏会》から『真夜中の鐘』(ホイベルガー)
③ロマンス(シューマン)
④我が母の教え給いし歌(ドヴォルザーク)
⑤ウィーン風小行進曲
⑥ウィーン奇想曲 Op.2
⑦中国の太鼓 Op.3
⑧愛の喜び
⑨愛の悲しみ
⑩美しきロスマリン
⑪ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
⑫ラ・ヒターナ(ジプシーの女)
⑬タルティーニのスタイルによるコレッリの主題による変奏曲
⑭クープランのスタイルによるルイ13世の歌とパヴァーヌ
⑮プニャーニのスタイルによる前奏曲とアレグロ
⑯歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》から『メロディ』(グルック)
⑰《ハフナー・セレナード》ニ長調 K.250より『ロンド』(モーツァルト)
⑱スラヴ舞曲 ホ短調 Op.46-2(ドヴォルザーク)
⑲タンゴOp.165-2 (アルベニス)

鷲見恵理子(ヴァイオリン)
エミィ・トドロキ・シュワルツ(ピアノ)
ヴァイオリン:Andrea Guarnerius(1686年製作) 弓:Dominique Peccatte ピアノ:Steinway D-274 Hamburg #587445(2009年製造)[A’=443Hz]
セッション録音:2021年8月30&31日/キング関口台スタジオ(第1スタジオ)
★情熱のヴァイオリニスト鷲見恵理子が全身全霊で挑んだオール・クライスラー・プログラム。「コロナ禍の前は、演奏活動で常にめまぐるしい状況でしたが、今は一変。時の流れが緩やかになったような気がします。そんな時、以前に住んでいたミラノや、度々訪れる機会があったウィーンの街での、ゆったりした時間を思い出して、ノスタルジックな気分に陥りました」と語る鷲見恵理子。この時代だからこそ聴き手に届けたいと思ったのがクライスラーでした。郷愁(ノスタルジア)とともに未来への希望のメッセージを託し珠玉の19曲を奏でます。
★収録曲はおなじみの「愛の喜び」「愛の悲しみ」「美しきロスマリン」をはじめ、クライスラーが編曲したモーツァルト、ドヴォルザーク、シューマン、グルックなどの名曲も収録。20世紀の名ヴァイオリニストの演奏を彷彿とさせる鷲見の温かく豊かな音色とエミィ・トドロキ・シュワルツの気品に満ちたピアノでお届けする演奏。どこか懐かしくも聴き手の心にあかりを灯す究極のクライスラー・アルバムが完成しました。

◆レコード芸術 2022年4月号 特選盤

最新動画はこちら⇒鷲見恵理子/ 『Nostalgia』~クライスラー:ヴァイオリン小品集
https://youtu.be/Bw9k3r4Slmc


アーティスト・インタビューはこちら▶︎https://www.kinginternational.co.jp/artist-interview/000050.shtml

Artist

鷲見恵理子(ヴァイオリン)
「日本ヴァイオリン界の父」鷲見三郎を祖父に持ち、また両親もヴァイオリニストという名門一家に生まれ育つ。ジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイに師事。ミケランジェロ・アバド国際音楽音コンクールにて優勝。近年同コンクールの審査員も務める。国内外の主要なオーケストラとの共演を経た後、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ国立音楽院大ホールにてオーケストラ・アカデミア・オペレとパガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番を共演し大きな注目を集める。またチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を弾き振りで演奏する等、新たな試みにも積極的に取り組む。ミラノにてトレッタ賞を受賞。鳥取ふるさと大使に就任。
リッカルド・ムーティが音楽監督を務めるイタリア・ディノ・チアーニ音楽祭に出演した後、ミラノの王宮でのオープニング・コンサートにてパガニーニのカプリス Op.1を24曲全曲演奏し、その後日本の主要都市でもツアーを行う。
これまでに東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ、ポーランド国立管弦楽団、ソフィア・フィハーモニー、キエフ室内管弦楽団、ハンガリー・ヴィルトゥオーゾ・オーケストラ、ウィーン・カメラータ・シュルツ、フィンランド・ミッケリ室内合奏団、サンレモ交響楽団、ロイヤルメトロポリタン管弦楽団、オーケストラ・フィルハルモニア・デル・ヴェネト等と共演。また、ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルの国内ツアーのソリストに抜擢された。
カーネギーホール、エヴリフィッシャーホール、アリスタリーホール、サントリーホール、東京文化会館、東京オペラシティコンサートホール タケミツメモリアル、紀尾井ホール、浜離宮朝日ホール、滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール、東京国際フォーラム、軽井沢大賀ホール、アクロス福岡シンフォニーホールなどで演奏。
ブルガリアでは国立文化宮殿にて演奏、ハンガリー国会議事堂にて日本人として初めて演奏した。また、ルクセンブルクのロイヤルファミリーの前で演奏している。ウンベルト・ジョルダーノ音楽祭に出演。
故イヴリー・ギトリス、ロビー・ラカトシュ、ヴァスコ・ヴァッシレフ等、世界的アーティストと共演。NHK-FMラジオに出演の他、各国のテレビやドラマにも出演し、林真理子原作のTBSドラマ「不機嫌な果実」、「激レアさんを連れてきた」、「恋するクラシック」、「しゃべくり007」等に出演。また、イタリアで最大の発行部数を誇る日刊紙「コリエーレ・デラ・セラ Corriere della Sera」で度々取り上げられる。
これまでにリリースしたCD「超絶技巧名演集 Appassionato Violin」がレコード芸術誌の推薦盤のほか紀尾井ホールでのライヴ録音を収めた「無伴奏の世界」も好評を博している。

エミィ・トドロキ・シュワルツ(ピアノ)
東京音楽大学付属高校を卒業後、渡米。 Mary D. Bold Scholarship Fund、Steinhardt Graduate Scholarshipsより奨学金を得る。テキサス大学オースティン校 にてピアノ演奏科学士課程修了、ニューヨーク大学にてピアノ演奏科修士課程を首席で卒業。アメリカにて数々のコンクールやオーディションに合格。指揮者ブレット・ミッチェル、マイケル・ランケスターの各氏のもとピアノ協奏曲で協演。2009年にはArtists International Auditions よりSpecial Presentation Awardを受賞し、カーネギーホールにてソロ・デビュー・リサイタルを行い好評を博した。他にニューヨーク・トリニティ教会、レイクジョージ室内管弦楽団、Strad at One等、ニューヨークにて多くの室内楽シリーズに出演。ヴァイオリニストの田中直子(ジュリアード音楽院教授)、キャロル・シンデル、アシ・マタシアスなど、日本では東京都交響楽団、東京フィルハーモニー管弦楽団の団員らと共演を重ねている。ソロ・アルバムとしてはこれまでに2015年『bloom』と2017年『poem』(GRACE MUSIC LABEL)をリリース。『bloom』はハイレゾ音源配信サイトe-onkyoクラシック部門にて長期に渡りトップ10に入る。
元テキサス大学オースティン校及びニューヨーク・ヘブライ・ユニオン大学にて公式伴奏者、元ニューヨーク大学非常勤講師。現在は日本をベースに、スペイン、アメリカ各地にてソリスト、室内楽奏者として精力的に演奏活動を行っている。全日本ピアノ指導者協会(PTNA)演奏会員。これまでにピアノを山岸麗子、南院紀子、故ダニエル・マーティン、ホセ・ラモン・メンデス、ミヨコ・ロトー各氏に師事。
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