ワルター・アウアー(フルート)
1971年、オーストリアのフィラッハ生まれ。2003年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団およびウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席フルート奏者を務める。ケルンテン州立音楽院にてヨハネス・フォン・カルクレウスに、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学にてミヒャエル・マルティン・コフラーに、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のオーケストラ・アカデミーの奨学生としてアンドレアス・ブラウにそれぞれ師事。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のソリストとして、これまでにダニエル・バレンボイム、グスターボ・ドゥダメル、ザルツブルク・モーツァルト音楽祭ではラハフ・シャニと共演。またリサイタルではロレンツォ・ゴッシ、沢木良子と長きに渡り共演している。後進の育成にも力を注いでおり、世界各国でマスタークラスやワークショップを開催している。2012年から2018年までウィーン国立音楽大学にて教鞭を執り、また尚美学園大学、神戸女学院大学で客員教授を務めた。2019年、ウィーン国立音楽大学での指導を再開し、同大学の教授に就任している。2022年、オーストリア大統領よりオーストリア科学・芸術名誉十字章が授与された。
■国内マネジメント「Music Partners」ホームページ
https://music-partners.jp/artists/walterauer/
沢木良子(ピアノ)
パリ国立高等音楽院ピアノ科を最優秀で、室内楽科を満場一致の最優秀で卒業。同時にエクリチュール科に於いて高等ディプロム取得。2000年文化庁在外芸術家研修員となり研鑽を積んだ。2002年ブルガリア・アルベール・ルーセル国際コンクール3位入賞、翌年ヴィットリオ・グイ国際室内楽コンクール、ファイナリスト。PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌)の公式ピアニストとして4年間参加し、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーと共演するなど、多方面で活躍している。桐朋学園大学音楽学部非常勤講師。