超華麗で興奮、レーガー編曲のブランデンブルク協奏曲
- アーティスト:ピアノ・デュオ・タカハシ/レーマン
- レーベル:AUDITE
- 品番:KKC-4070
- 国内盤:(国内仕様)
- ジャンル: ジャンル クラシック 室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:69:16
- 付属品:日本語帯・解説付
超華麗で興奮、レーガー編曲のブランデンブルク協奏曲
1. J.S. バッハ(レーガー編):ブランデンブルク協奏曲第5 番ニ長調 BWV 1050(連弾)
2. J.S. バッハ(クルターク編):コラール前奏曲~神の時こそいと良い時/主よ、深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる/おお神の子羊よ、罪なくして(連弾)
3. ツィンマーマン:モノローグ(2 台ピアノ)
4. ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op.56b(2 台ピアノ)
ピアノ・デュオ・タカハシ/レーマン【高橋礼恵、ビョルン・レーマン】
[録音:2016年3月1-3日/マリーエンミュンスター・コンツェルトザール]
★日本人の高橋礼恵とドイツ人ビョルン・レーマン夫妻による実力派ピアノ・デュオ最強のアルバム第3 弾。これまで原曲と編曲の関係にこだわってきましたが、今回は「すでに存在している楽曲を作品の中に組み入れた音楽」をテーマにしています。
★クルタークによるバッハのコラール前奏曲は、全く現代的な要素はない美しく効果的な連弾編曲ですが、「おお神の子羊よ、罪なくして」でトリッキーなオルガン的響きに驚かされます。
★ツィンマーマンの「モノローグ」は2台のピアノと大編成のオーケストラのために書かれた作品の編曲ですが、複数のテンポが同時進行する超難物。
★メインはレーガー編曲によるブランデンブルク協奏曲第5番。レーガーはバッハの精神的後継者の筆頭ゆえ、またとない仕事と言えます。レーガーはピアノの名手で、ピアノ曲も数多く作曲しているにもかかわらず、この編曲は効果を追求してピアニズムを無視した机上の空論的なもので、「生身の人間が気楽に弾ける」ものではありません。指定のテンポ、指定の音価を厳守するのは非常に困難ですが、それができれば目の覚めるような効果を発揮できるとされています。高橋礼恵& ビョルン・レーマンはまさにそれを実現しました。快適なテンポ、錯綜する声部を連弾で相手の手の下をくぐる曲芸のようなことまで駆使、さらに第1楽章の長いカデンツァでの輝かしいヴォルトゥオーゾぶりなど、ピアノ好きが聴けば鳥肌が立つほど興奮させられます。これだけでも欲しくなるアルバムです。
※国内品番のみのご案内となります。
◆レコード芸術 2016年11月号 特選盤
ピアノ・デュオ・タカハシ/レーマン 来日演奏会情報
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