ワーグナー:前奏曲と間奏曲集

  • アーティスト:ファビオ・ルイージ
  • レーベル:PHILHARMONIA ● REC
  • 品番:KKC-5645/46
  • 原盤品番:PHR-0102
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル: ジャンル クラシック 管弦楽
  • 価格:¥4,620 (税込)
  • 形態:2CD
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

ワーグナー:前奏曲と間奏曲集


CD1

1. パルジファル:前奏曲(12’ 15)

2. 神々の黄昏:夜明けとジークフリートのラインへの旅(12’ 11)

3. 神々の黄昏:ジークフリートの葬送行進曲(8’ 12)

4. ワルキューレ:ワルキューレの騎行(4’ 54)

5. ニュルンベルクのマイスタージンガー:前奏曲(10’ 42)

6. トリスタンとイゾルデ:前奏曲(11’ 06)

7. トリスタンとイゾルデ:愛の死(6’ 22)


CD2

1.ローエングリン:前奏曲(9’00)

2.タンホイザー:序曲(15’37)

3.リエンツィ:序曲(12’27)

4.恋愛禁制:序曲(8’21)

5.妖精:序曲(11’28)


フィルハーモニア・チューリッヒ(チューリッヒ歌劇場管弦楽団)

ファビオ・ルイージ(指揮)

録音:2014年秋、チューリッヒ歌劇場(セッション/ デジタル)


★フィルハーモニア・チューリッヒとルイージによるワーグナーの管弦楽曲集。チューリッヒ歌劇場とワーグナーは密接な関係があります。チューリッヒ歌劇場の前身アクツィエン劇場は、当時ドイツを離れスイスに亡命していたワーグナーの活躍の場でもありました。その劇場が火災で焼失したのちに1891年に現在のチューリッヒ歌劇場が建設。またフルトヴェングラーもそのキャリアをここでスタートさせ、バイロイト以外でワーグナーの「パルジファル」を初めて上演するなどの歴史が刻まれている劇場です。

★本アルバムは、スタジオでじっくりとセッション録音されただけに、ルイージの的確で情熱的な指揮が見事功を奏し、ライヴのような熱気を維持しつつ、音楽性がより練られた内容となっています。選曲はルイージ自身が練りに練って行っており、チューリッヒ歌劇場と縁の深い「パルジファル」の前奏曲を冒頭に収録。「神々の黄昏」「ワルキューレ」「トリスタンとイゾルデ」など傑作群が続き、最後には、ベルリオーズからの影響が感じられるワーグナー初期の作品である、最初のオペラ「妖精」と第2作目のオペラ「恋愛禁制」の序曲が収録されています。ルイージは、神話性さらに音楽で官能性を極めたワーグナーの作品を、独特のうねり、芳醇な響きをオケから上手く引き出し、オペラ指揮者としての構築力を見せつけています。


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