R.シュトラウス:アルプス交響曲Op.64

  • アーティスト:ケント・ナガノ
  • レーベル:FARAO CLASSICS
  • 品番:KKC-5679
  • 原盤品番:B-108091
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル: ジャンル クラシック 交響曲
  • 価格:¥3,300 (税込)
  • 形態:CD
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

R.シュトラウス:アルプス交響曲Op.64


ケント・ナガノ(指揮)エーテボリ交響楽団

録音:2014年11月エーテボリ・コンサート・ホール

プロデューサー:フェリックス・ガーゲルレ、アンドレアス・ツェンメラー


★2014年からエーテボリ交響楽団の首席指揮者を務めているとケント・ナガノによるリヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」がCDとLPでリリースされます。エーテボリ交響楽団といえば、20年以上に渡って良好な関係を続けたネーメ・ヤルヴィ時代にBISやCHANDOSレーベルに録音された名盤の数々が印象的。また前任のグスターヴォ・ドゥダメルも7年間同楽団のシェフを務め、成果をあげています。
★ケント・ナガノとエーテボリ響の最初の出会いは1993年。マーラーの交響曲3番が演目に選ばれました。その後も客演指揮者として度々登場し、交流を深めていきました。2014年にアニバーサリー・イヤーを迎えたR.シュトラウスのプロジェクトは、首席指揮者への就任が決まったと同時に持ち上がりました。ケント・ナガノはバイエルン国立歌劇場の音楽監督を長きに渡って務め、同劇場にゆかりの深いR.シュトラウスの作品に対するユニークな解釈、伝統を踏まえた上での鋭い洞察力が評価されたもの。またエーテボリ響もあまり知られていませんが、同楽団の演奏史の中でR.シュトラウスの作品は重要な位置を占めます。1905/06シーズンには50回も「ドン・ファン」を演奏。さらにヴィルヘルム・ステーンハンマル指揮で交響詩「マクベス」(1908)、「死と変容」(1913)、オペラ「グントラム」の序曲、「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(1913)を積極的に取り上げています。その後もセルジュ・コミッシオーナ、シュルル・デュトワらが定期的に演奏し、ネーメ・ヤルヴィとグスターヴォ・ドゥダメルは「ドン・ファン」に強い思い入れをもってプログラムに組み込んでいました。
★「アルプス交響曲」はR.シュトラウスが残した最後の大規模な管弦楽曲。ネーメ・ヤルヴィとグスターヴォ・ドゥダメルはエーテボリ響と度々ツアーで取り上げており、完全にオケの手中に収まった楽曲。ケント・ナガノとの演奏も、アルプスの一日を描いた壮大なドラマを、登山者の感動、眼前に広がる風景を見事に描き、大編成のオケを縦横無尽に動かす機動性は壮観です。響きのよいコンサート・ホールの利点をうまく利用した録音も秀逸。

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