「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG) アーカイヴ 1939 - 45」

帰って来たフルトヴェングラー
70年の時を経て蘇るベルリン・フィル本来の響き!
「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG)アーカイヴ 1939-45」

  • アーティスト:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
  • レーベル:BERLINER PHILHARMONIKER RECORDINGS
  • 品番:KKC-5952/73
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル: ジャンル クラシック 交響曲
  • 価格:¥35,648 (税込)
  • 形態:22SACD Hybrid
  • 付属品:直輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG)アーカイヴ 1939-45」

CD1
フルトヴェングラー:ピアノとオーケストラのための交響的協奏曲(64’51)
エドウィン・フィッシャー(ピアノ)
録音:1939年1月19日、旧フィルハーモニー(特別コンサート)

CD2
ヘンデル:合奏協奏曲Op6-5 (15’07)
録音:1939年9月13日、放送局ビル、ベルリン(放送用コンサート)

ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(第4楽章3分欠落)(28’47)
録音:1939年9月13日、放送局ビル、ベルリン(放送用コンサート)

R.シュトラウス:
4つの歌曲
(誘惑 Op.33-1、森の喜びOp.49-1、愛の賛歌Op.32-3、冬の愛Op.48-5)(15’02)
ピーター・アンダース(テノール)
録音:1942年2月15,16,17日、旧フィルハーモニー

交響詩「ドン・ファン」(17’21)
録音:1942年2月15,16,17日、旧フィルハーモニー

CD3
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲(9’15)
録音:1942年2月26日、AEG工場

シューマン:ピアノ協奏曲(30’12)
ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)
録音:1942年3月1~3日、旧フィルハーモニー

ベートーヴェン:交響曲第7番(37’23)
録音:1942年3月1、2日、旧フィルハーモニー
(1942年3月もしくは1943年11月)

CD4
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」 (74’37)
ブルーノ・キッテル合唱団
ティルラ・ブリーム(ソプラノ)、エリーザベト・ヘンゲン(アルト)、
ペーター・アンダース(テノール)、ルドルフ・ヴァッケ(バス)
録音:1942年3月22~24日、旧フィルハーモニー

CD5
グルック:「アルチェステ」序曲 (8’19)
録音:1942年10月25~28日、旧フィルハーモニー

シューマン:チェロ協奏曲 (22’44)
ティボール・デ・マヒューラ(チェロ)
録音:1942年10月25~28日、旧フィルハーモニー

CD6
ブルックナー:交響曲第5番(68’31)
録音:1942年10月25~28日、旧フィルハーモニー

CD7
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 (47’42)
エドウィン・フィッシャー(ピアノ)
録音:1942年11月8,9日、旧フィルハーモニー

ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死(18’48)
録音:1942年11月8,9日、旧フィルハーモニー

CD8
ハインツ・シューベルト(1908-1945):賛歌的協奏曲(38’05)
エルナ・ベルガー(ソプラノ)
ヴァルター・ルートヴィヒ(テノール)
フリッツ・ハイトマン(オルガン)
録音:1942年12月6,7,8日、旧フィルハーモニー

CD9
シューベルト:交響曲第8番「ザ・グレート」(50‘58)
録音:1942年12月6,7,8日、旧フィルハーモニー

モーツァルト:交響曲第39番(25’49)
録音:1942年もしくは1943年、放送局ビル、ベルリン

CD10
シベリウス:エン・サガOp.9 (20’24)
録音:1943年2月7~10日、旧フィルハーモニー

シベリウス・ヴァイオリン協奏曲(31’25)
ゲオルク・クーレンカンプ(ヴァイオリン)
録音:1943年2月7~10日、旧フィルハーモニー

CD11
ベートーヴェン:交響曲第4番 (聴衆なし)(35’54)
録音:1943年6月28,29,30日、旧フィルハーモニー

ベートーヴェン:交響曲第4番 (コンサート・ライヴ) (36’04)
録音:1943年6月28、29、30日、旧フィルハーモニー

CD12
ベートーヴェン:「コリオラン」序曲(9’09)
録音:1943年6月28,29,30日、旧フィルハーモニー

ベートーヴェン:交響曲第5番(33’13)
録音:1943年6月28,29,30日、旧フィルハーモニー

CD13
エルンスト・ペッピング:交響曲第2番(初演)(38’53)
録音:1943年10月31日、11月1~3日、旧フィルハーモニー

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(34’14)
コンラート・ハンゼン(ピアノ)
録音:1943年10月31日、11月1~3日、旧フィルハーモニー

CD14
ブルックナー:交響曲第6番 (第2~4楽章のみ) (36’19)
録音:1943年11月13,14,15,16日、旧フィルハーモニー

シューマン:チェロ協奏曲(第2楽章断片、第3楽章のみ)(10’26)
ピエール・フルニエ(チェロ)
録音:1943年11月13,14,15,16日、旧フィルハーモニー

リヒャルト・シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(14’53)
録音:1943年11月13,14,15,16日、旧フィルハーモニー

CD15
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲(20’05)
録音:1943年12月12,13,14,15日、旧フィルハーモニー

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(45‘11)
アドリアン・エッシュバッハー(ピアノ)
録音:1943年12月12,13,14,15日、旧フィルハーモニー

CD16
ブラームス:交響曲第4番(39’46)
録音:1943年12月12,13,14,15日、旧フィルハーモニー

CD17
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(44’15)
エーリヒ・レーン(ヴァイオリン)
録音:1944年1月9,10,11,12日、旧フィルハーモニー
(フルトヴェングラー、旧フィルハーモニー最後の公演)

CD18
リヒャルト・シュトラウス:家庭交響曲(42’30)
録音:1944年1月9,10,11,12日、旧フィルハーモニー
(フルトヴェングラー、旧フィルハーモニー最後の公演)

CD19
ヘンデル:合奏協奏曲Op.6-10 HWV328 (17’49)
録音:1944年2月7,8日、ベルリン国立歌劇場

モーツァルト:交響曲第39番(28’02)
録音:1944年2月7,8日、ベルリン国立歌劇場

CD20
ウェーバー:「魔弾の射手」序曲(10’58)
録音:1944年3月20,21日、ベルリン国立歌劇場

ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第1組曲より「間奏曲」、「戦いの踊り」(7’09) ※初出
録音:1944年3月20,21日、ベルリン国立歌劇場

ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲(16’30)
録音:1944年3月20,21日、ベルリン国立歌劇場

ベートーヴェン:交響曲第6番(43’16)
録音:1944年3月20,21日、ベルリン国立歌劇場

CD21
ブルックナー:交響曲第9番(聴衆なし)(58’53)
録音:1944年10月3~7日、ベートーヴェン・ザール

CD22
シューベルト:交響曲第7番「未完成」(22’56) ※第2楽章初出
録音:1944年12月12日、アドミラル・パラスト

ブラームス:交響曲第1番(第4楽章のみ)(17’04)
録音:1945年1月22,23日、アドミラル・パラスト

ボーナス・インタビュー (13’27):
トーンマイスター、フリードリヒ・シュナップ博士が語る
聞き手:ゲルト・フィッシャー/ドイツ・フルトヴェングラー協会

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

●戦時中(1939~45年)にドイツ帝国放送が収録したベルリン・フィルとフルトヴェングラーによる放送録音を集成したエディション。
●嬉しいことに、初出音源も収録!(ラヴェル:ダフニスとクロエ第1組曲(抜粋)、シューベルト:交響曲「未完成」第2楽章)
●ドイツ帝国放送のテープ音源としては、今現在の最高技術をもってサンプリング(28bit/96kHz)を行い、ベルリン・フィルが自ら手掛ける戦時のフルトヴェングラー最高音質の登場。
●当時の演奏を再現できる最良の音源を選択。現存するドイツ帝国放送テープをすべて網羅し、オリジナル・テープを基本に、最高の条件でセット化。
●22枚組SACDハイブリット盤。日本だけの特典映像付(DVD)。
●初回特典:フルトヴェングラー2019年カレンダー(A5サイズ)  
この度リリースされる「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG) アーカイヴ 1939 - 45」。当セットは、戦時中に(1939 ~ 45年)ドイツ帝国放送が収録したベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)による放送録音を集成したエディションです。  戦時下の激動の時代にあっても、自らの芸術活動に命を懸けたフルトヴェングラー。指揮者フルトヴェングラーの中で戦時中の演奏は最も重要なものです。戦時中のベルリン・フィル&フルトヴェングラーの現存する演奏をすべて網羅し、過去最高の品質で蘇らせた当セットは、これまでのあらゆる盤を凌駕する決定盤と言えるでしょう。  また、戦時のフルトヴェングラーの録音を語る上で欠かせないのが、「テープの遍歴」についてです。ソ連軍は、ベルリン占領後、ドイツ帝国放送にあったおよそ1500本のテープを戦利品として押収。そのテープをもとにモスクワ放送の番組に使用したり、露メロディア・レーベルからLPを発売したりと利用されてきました。しかし1987年にはオリジナル・テープのコピー20本が、さらに1991年には押収した原テープが自由ベルリン放送(SFB) へ返還され、今日までベルリン・ブランデンブルク放送(RBB、旧SFB)のアーカイヴに保存されていました。今回、当セットで使用されている音源のほとんどは、1987年と1991年に返還されたテープをベルリン・フィルが新たに28bit/96kHzでサンプリングしたもの。担当したトーンマイスターによると、これらのテープは30年という時間がたっているにも関わらず、非常に良い状態でサンプリングすることができたと言います。また、以前から多くのCDで問題にされていたピッチについても、当時の正しい音程、速度を基準としてサンプリングを行っています。残念ながら演奏会記録が残っているのに、欠けているプログラムについては、テープがすでに消失した可能性がきわめて高く、当セットに収録されている音源が、現存する戦時のベルリン・フィルとフルトヴェングラーの演奏のすべてだと考えられています。  仕様は、最高音質でのサンプリングを活かすべく、SACDハイブリット盤でのリリースとなります。解説書は、ソ連軍による戦後の押収からコピーの返還、マスター・テープの発見に至るまで、この録音をめぐる歴史について書かれた興味深い内容となっています(日本語訳付)。
さらに日本のみの初回特典として、フルトヴェングラーの貴重な映像を交えたドキュメンタリーを含むDVD1枚と2019年版フルトヴェングラー・カレンダー(A5) が付属します。(特典終了)

特設サイトはこちらから→http://www.kinginternational.co.jp/wf/





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