ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、バッハ:シャコンヌ

壮大、力強さ、崇高さ・・・クレンペラーとシェリングによる“理想の”ベートーヴェン。
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、バッハ:シャコンヌ/
シェリング、クレンペラー&フィルハーモニア(1959年、67年ライヴ)

  • アーティスト:ヘンリク・シェリング、オットー・クレンペラー、フィルハーモニア管弦楽団
  • レーベル:TESTAMENT
  • 品番:KKC-6093
  • 原盤品番:SBT-1353
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル: ジャンル クラシック 協奏曲
  • 価格:¥2,530 (税込)
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:Ⓟ1959〈ベートーヴェン〉 1967〈バッハ〉 国内発売履歴:初出
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
J.S.バッハ:シャコンヌ
      ~無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より

ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
オットー・クレンペラー(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1959年11月16日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン(ライヴ)〈ベートーヴェン〉
/1967年10月29日BBCスタジオ、ロンドン(ライヴ放送)〈バッハ〉(MONO)
★クレンペラーはベートーヴェンの種々の作品を指揮して成果を上げたが、『ヴァイオリン協奏曲』に関しては、不運に見舞われてきた。(1947年ロンドンでイダ・ヘンデルとのライヴ/ 1957年ドイツでスピヴァコフスキーとのライヴ/1966年メニューインとのセッション録音)
しかし1959年11月、彼は幸運に恵まれた。ポーランドの名手ヘンリク・シェリングは明らかに指揮者の独特のスコア解釈と密接に歩調を合わせる準備を整えていた。その演奏は彼の他の演奏と著しく異なっていた。「この音楽に、これほどの力強さと輝かしさ、そしてこれほどの“男らしさ” を込めて取り組むことができる現存のヴァイオリニストは、ほんの一握りしかいない」とデイリー・テレグラフ紙は評した。ソリストの「スタイル、誠実さ、イントネーション」を称賛し、彼の「本質的に逞しい、率直な」アプローチが「独自の勢いと激しさ」を生み出した、と論じる評もあった。
(マイク・アシュマン/川嶋文丸訳、ライナーノーツ/日本語解説書より)
★雄大なスケール、堂々とした構成力、重厚でコシのある響きでサポートしたクレンペラー。持ち前の気品・艶やかな美音に加え、ここでは力強さ、たくましささえ感じられるシェリング。両者が満足したに違いない出来栄えとなっております。
★併録のバッハ「シャコンヌ」はこれまで未発表だった、BBCスタジオ・コンサートでの演奏。1967年、あのDGへの名盤と同年の録音です。ここでもシェリングのバッハに捧げる真摯な情熱は、ライヴならでは一層のこと、聴く者の胸を打ってやみません。
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