ブルックナー:交響曲第1&2番

ロト&ギュルツェニヒ管の快進撃
初稿による第1&2番の決定盤登場!
これがシンフォニスト・ブルックナーの原点

  • アーティスト:フランソワ=グザヴィエ・ロト、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
  • レーベル:MYRIOS
  • 品番:KKC-6879
  • 原盤品番:MYR-035
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル: ジャンル クラシック 交響曲
  • 価格:¥5,280 (税込)
  • 形態:2CD
  • その他の製品情報:DXD(352.8kHz/24Bit)録音
  • 収録時間:[CD1] 44:51 [CD2] 63:57
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

ロト&ケルン・ギュルツェニヒ管/ブルックナー:交響曲第1&2番

[CD1]
交響曲第1番 ハ短調 WAB101(1868年リンツ稿/トーマス・レーダー版、2016年出版)
I. Allegro 11:45
II. Adagio 12:17
III. Scherzo: Schnell 7:46
IV. Finale. Bewegt, feurig 12:59

[CD2]
交響曲第2番 ハ短調 WAB102(1872年第1稿/ウィリアム・キャラガン版、2005年出版)
I. Allegro: Ziemlich schnell 18:43
II. Scherzo 10:34
III. Adagio 16:33
IV. Finale 18:03

フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
セッション録音:2020年10月/シュトルベルガー・シュトラッセ・スタジオ(第1番)、2020年11月/ケルン・フィルハーモニー(第2番)
★ロト&ギュルツェニヒのブルックナー全集シリーズ第5弾。第1番と第2番が2枚組で一気に登場!ブルックナーが最初に書いたスコアの形にこだわる当シリーズ、今作も初稿を使っての演奏で、40歳を超えシンフォニストとして歩み始めた晩成作家の野心に満ちた実験性がひしひしと伝わってきます。
★第1番「リンツ稿」(1868)は、第8番作曲後に大幅に改定した「ウィーン稿」(1891)と比べると若く荒々しい筆致を持っているのが特徴。ブルックナー自身が指揮した初演は聴衆に好意的に受け入れられ、シンフォニスト・ブルックナーの道が拓かれた成功作といえるでしょう。暴れ馬的・原初的な力強さを存分に湛え、かつしなやかに聴かせるロトの演奏がこの曲の醍醐味を余すところなく伝えてくれます。
★いっぽう同じハ短調にして美しいメロディも多い第2番。発表は順風満帆ではなく、1872年の初稿は「演奏不能」といわれ改訂を余儀なくされ、初演されたのは1873年稿でした。大きな違いはアダージョとスケルツォの楽章順が逆転していることで、1872年稿はベートーヴェン『第九』的な楽章配列となっています。透き通った歌いぶりながらも音楽の立体感は失わず、様々な角度から作品に光が射し込むようなみごとな演奏です。
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