★世界で最も古い伝統を誇る、屈指の名門オーケストラ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団。ブロムシュテットは1998年から2005年の7年間に渡って、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のシェフとして、絶大な信頼を獲得してきました。現在も名誉指揮者として定期的に指揮台に立っています。この映像は、2016年と2015年に本拠地ゲヴァントハウス・コンサートホールで行われたベートーヴェンの交響曲第6,7番のライヴ映像です。抒情性に満ち、生命力あふれる「田園」、そして緊張感と推進力で聴く者の心を掴む第7番、ブロムシュテットの長い腕を大きく広げる指揮姿は溌剌としたエネルギーを感じます。
ブロムシュテットは2017年7月に90歳の誕生日を迎えます。ACCENTUS MUSICとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管はこれを記念して、2015年大晦日の「第9」を皮切りにブロムシュテットのベートーヴェンを発売。本盤は第2弾となります。この後、交響曲第5番と三重協奏曲(ファウスト、ケラス、ヘルムヒェン)の映像、そして誕生日直前にCDでベートーヴェンの交響曲全集を発売し、大巨匠の栄光を讃えます。ブロムシュテットは同楽団の任期中にはベートーヴェンの録音しておらず、シュターツカペレ・ドレスデンと全曲を録音しているので今回で2度目の録音となります。
◆レコード芸術 2017年8月号 特選盤